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Y屋の衰退

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昨日はどうしても必要なものがあって蒲田のY屋まで行ってきた。手芸材料を総合的に扱う店としてかなり以前からある店である。このところ行く度に扱う商品数も店舗数も、そして店員もすべて縮小傾向にあるのが明らかに思えて一抹の淋しさを感じる。

はじめて行ったのはいつのことだったか。たぶん小学生のころ、毛糸を買いたい母のお供で行ったのではないかと思う。当時は蒲田の1店舗だけだったと思うが、狭い売場に所狭しと毛糸が積み上げられていたことくらいしか覚えていない。その次に行ったのは20代のころで、その時もまだ1店舗のままだったように記憶している。

人1人がかろうじて通れるくらいの通路を挟んで毛糸が天井近くまで並べられていた。当時は輸入毛糸が今ほど一般的に売られておらず、それを求めて何度か行った。混とんとした売場ではあったが、好みの毛糸を探す楽しみがあり、ワクワクしながら行ったものだった。

それから数十年、店舗は全国展開となりネットショップもオープンした。これは業務が拡大したとも言えるのだろうが、果たして経営的にはどうなのだろうかという疑問は残る。確かに時代が変わり、それまでのやり方では立ち行かなくなる可能性はあっただろう。よりマニアックな専門店が増えたことに加えて、インターネットという強敵が現れたのだから。

かつて蒲田の店は手芸材料ならなんでも揃っているいわば手芸界の百貨店のような存在だった。しかし、昔夢を感じた百貨店が様々な危機を向かえたように、立地に合わせて商品を絞り込みながら店舗数を増やすという戦略をとらざるを得ない危機がY屋にもあったのではないかと推測する。

蒲田には少し前まで1号館から7号館まで(もしかしたらもっと多かったかも)あって、特別用事がなくてもいくつかの店舗を見て歩くのが楽しかった。しかし、今では目的のものを売ってる店舗に行き、それを買ったらすぐに帰る店になってしまった。

実際のところ衰退しているのかどうかはわからない。私が個人的に思いでや思い入れがあった店なので主観的にそう感じているだけなのかもしれない。そして、私自身がどうしてもY屋でなければならない場合だけ利用するようになっており、普段は別の店やネットショップを利用することの方が多いのだから、勝手に衰退などと言っては申し訳ないのかもしれない。

しかし、やはり淋しいのだ。素材との出会いをたいせつにしている身としては、ワクワクすることがなくなってしまったことが。たぶん、そういう気分を求めるならもっと別のところに行かねばならない時代になったということだろう。商売って難しいな、とあらためて思う。

| - | 22:38 | comments(2) | - |
サンダルの季節

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例年より少し遅めだったが梅雨も明けて、昨日今日と真夏らしい日が続いている。日中はとにかく暑いので家にこもりがちだが、全く外に出ないとかえって体調が悪くなりがち。用事があったらそれを厭わず、むしろ意識的に外に出るようにしたいと思っている。

私は一年を通じて家の中では素足にならない。素足になるのは寝る時だけで、真夏でも靴下を履いている。しかし、真夏のほんの短い期間ではあるが、たまには外に出る時素足にサンダルを履きたくなる。近所ならゴムゾーリでもいいのだが、電車に乗って出かける時はもう少しマシなサンダルが履きたい・・・10日ほど前から無性にそう思えてきた。

知人のガレージセールに靴を出そうかと思い、奥にしまってあった靴をすべて確認していた時、いつ買ったかわからないサンダルを発見!Tevaのものでいわゆるアウトドアサンダルとでもいうのだろうか。ベルクロでしっかり足をホールドするデザインなので甲が薄い私でもつま先から足が飛び出ることなく履ける。

何故なのか思い出せないのだが、買った年はあまり履かずしまったきりで忘れていた。それをもう一度引っ張り出して最近履いているのだが、これがなかなか履き心地がよい。ゴムゾーリより安心感があるし、足の指も窮屈ではないので近所に出かける時はもっぱらそれを愛用している。

しかし、いかにもアウトドアという感じなのでもう少しこなれた感じのものが欲しいと思った。調度今はセールシーズン。同じブランドを探して気に入ったものを見つけたので迷わずゲットした。久しぶりに仕事が入ったのでそのギャラを当てにして(^^;)

デザインは前から持っているものとほとんど同じだが、ベルトはレザーでトカゲ革のような加工がほどこされている。色は白だが玉虫色の加工がされていて微妙な輝きがある。これなら少しはオシャレなんじゃない?というわけでこれに決めた。

さっそく今日買物に出かけたので履いてみた。ワンサイズ小さいものを買ったのでちょっと心配だったが問題なし。やっぱり真夏日にはサンダルがよく似合う。かかとのお手入れもしっかりして、あっという間に終わってしまうサンダルの季節を楽しみたい。

| - | 22:03 | comments(0) | - |
オーバーフェンス

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佐藤泰志の「オーバーフェンス」が今秋(たぶん9月中)に上映されそうだ。「海炭市叙景」「そこのみにて光り輝く」についで映画化3作目であり、「函館三部作」の最後の作品だと言われているようだが果たして見るだけの価値はあるのか。

原作である小説と映画化された作品のギャップについては以前にも何度か触れてきた。たいていは映画を観てがっかりすることが多いが、中には例外ももちろんある。しかし、なんとなく・・・なんとなくではあるが、佐藤泰志の作品の映画化はけっこう難しいような気がする。

「海炭市叙景」は、メジャーな俳優も出ていたが全体的に見るとマイナーな役者が多かったという印象だった。オムニバス形式のおもしろさもあるが、函館という街に暮らす様々な人々の、さまざまな鬱屈とささやかな希望がほのかに見える作品で、私は「そこのみにて・・・」より好きである。

うまく表現できないのだが、佐藤作品にメジャーな俳優、とくに美男美女は似合わないような気がする。「そこのみにて・・・」は見ごたえのある作品であり、綾野剛という俳優にとって重要な意味を持った作品だったと思う。私は彼のことをほとんど知らないが、まだまだ続く俳優生活においてひとつのメルクマール的な作品だったのではないかと推測している。

それでもなお私にとって、「海炭市叙景」がもつ独特の雰囲気に勝るものはない。たとえば竹中ピストルの全身から漂うような悲しさ。あれはメジャーな俳優には求められないもののような気がするし、私はそんなニュアンスが好きなのだ。

「オーバーフェンス」はオダギリジョーなど有名どころを起用した映画だ。彼らの演技力がどうのというわけではなく、なんとなく似合わないような気がして見に行くかどうか決めかねている。

原作は、結婚に失敗して故郷に戻り、職業訓練校に通う男の話である。結婚し子どもまでもうけたが妻が心を病み、離婚するに至った。職業訓練校のクラスには年齢も経歴も様々な人がいて、その中で主人公は過去をひきずり無気力気味に生きている。そして1人の女との出会いをきっかけにして、現状から飛び出そうとするに至る。

たぶん映画では男と新たに出会った女の物語が中心になるのではないかと思われるのだが、私の中ではこの作品は恋愛小説ではない。だから映画を観てもピンと来ないのではないかという気持ちが強いのだ。本を読むにしても映画を観るにしても気分次第なのでどうなるかわからないが、少し様子を見てからにしようかなと思っているところ。

あらためて「オーバーフェンス」を再読してみたが、やはりいい作品だと思った。職業訓練校の野球試合で、主人公が打ったボールがフェンスを越えてのびやかに飛んでく様子が目に浮かぶ。すかっとした開放感のあるラストシーンが印象的だった。

| - | 20:58 | comments(0) | - |
un fil、更新。

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6月に続いて珍しく夏の更新をした。前回はブレスレット8点のみだったが、今回はなんとブレス17点、バッグ2点である(^^;)

前回更新してからもブレス作りは続けており、数をこなすごとにいろいろなアイデアが浮かんできて手が追いつかない状態だった。やっと追いつかせたのが今回の17点ということになるが、実際はもっと多く作っている。作ったもののなんとなく気に入らなかったり、試作として作ったり、友人にプレゼントしたり・・・そのようなものを入れるとたぶん更新分の2倍は作っているかもしれない。飽きたわけではないが、たぶんブレスレットの更新はとりあえず今回で終わりにするつもりだ。

今回のものは前回より手が込んだものが多い。ビーズをプラスしたり、レースをあしらったり、チロリアンテープを使ったり、ボタンを多用したり。手持ちの素材をできるだけ活かし、値段があまり張らないようにしたつもりだ。みな私が気に入って手に入れた素材なので、同じように気に入ってくださる方がいらっしゃれば嬉しい。

バッグは2点とも同じ編み方だが、素材が違うので雰囲気もけっこう違う。軽やかですっきりしたものと、ちょっと個性的で存在感のあるものの2点だ。以前作ったネット編みのバッグより透けないが、それでも中に入れたものが少し見える感じ。それも夏らしさだと私はとらえている。

それにしても色遊び、素材遊びはキリがなくて困る。どんどんアイデアをふくらましていくと、とうてい作りきれないのである程度のところでストップをかけなければならないだろう。また、今回も価格設定には苦労していて、結局かなり安めの設定に落ち着いた。

そもそも自分が作ったものに値段を付けるというのが難しいのである。以前苦し紛れに設定した基準(素材の値段×2+α)も活かせるものと活かせないものがあるし、他の商品とのバランスもあるし。商売下手な私が何かを販売していること自体が身の程知らずなのかもしれないと思う今日このごろである。

*un filは、こちら

*un fil日記(ブログ)は、こちら

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| - | 17:17 | comments(0) | - |
「まぼろし」、ふたたび。

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さざなみ」を見て以来、以前見た「まぼろし」(フランソワ・オゾン監督)をまた見たいと思っていた。そしてレンタルDVDがわが家に到着したのだが、いざとなるとなかなか見る気分になれず(私の気分は変わりやすいのだー)2週間くらい放置してあった。

2日ほど前にようやく見たのだが、やはりいい映画だと思った。2010年11月6日にこの映画について書いているので、ほぼ6年ぶりに見たことになる。若いころの6年と違い、映画から受けた印象はおおむね似たものであったが、新たに強く感じたこともある。やはり人間は変わっていくのだと当たり前のことを実感した。

長年連れ添った夫を突然亡くした女性の話である。毎年のように訪れていたであろう海岸近くの別荘に夫婦はやってきた。仕事から解放されでのびのびしているように見える妻に対し、夫はどこか疲れているような、心に重たいものをかかえているような、冴えない表情だ。

ある日夫婦は海岸に行く。妻がまどろんでいる間に夫は海に入り、2度と姿を現さなかった。目覚めて夫がいないことに気付き、泳ぎに行ったのだろうと思ったものの不安は徐々に大きくなっていく。海岸警備員(?)のところに飛び込み捜索してもらうが夫は見つからない。

バカンスも終わり日々は経過していく。妻は大学で文学を教え、友人たちにも恵まれている。夫を亡くした彼女を心配する友人は男性を紹介したりもするが、妻は夫の「まぼろし」を見続け、「まぼろし」に語りつづけ、「まぼろし」とともに生きることをやめようとしない。

夫らしき遺体が見つかったという留守番電話を聞いたものの、彼女はすぐにでかけていこうとしない。日々親しんでいる「まぼろし」は彼女自身が作り出したものであり、それが「まぼろし」であることを本当は知っている。知っているが認めたくない。遺体を見れば嫌でも認めざるをえないから、彼女はなかなか遺体確認に出かけない。自殺の可能性もあるのだが、なぜ自殺したか全く思い当たらないのでそれも認めなくない。

施設に入っている夫の母親に会いに行き、子どもを産もうとせず、夫のことを理解していなかったと冷たく言われた時、彼女はようやく現実を受け入れようとしあの海岸近くのリゾート地に向かう。かなり時間が経過した遺体は見るも無残だという。DNA鑑定でほぼ夫であることは間違いないらしい。いなくなった時に身に付けていた水着にも見覚えがある。が、遺品である腕時計を見せられた時、彼女は突然笑い出す。「夫のではない」と言いながら。

妻は夫とともに行った海に出かける。砂浜に座り、砂が掌から落ちていくのを見ながら妻は泣く。そうなのだ、夫は死んだのだ。自分ひとりを残して。

バカンスが終わった海は閑散としている。ふと視線をあげた彼女の目に、波打ち際に立つ男性の姿が見える。夫だ、と彼女は思い必至に駆け寄っていく・・・美しいラストシーンである。

愛する者の死を受け入れたくない気持ちと受け入れなくてはならないという思い。その狭間で揺れる中年女性をシャーロット・ランブリングが好演している。そして、6年前に見た時とは比べようもないほど、彼女の気持ちに親しみを感じる自分がいる。

平均寿命は長くなる一方だとはいえ、人はいずれ死ぬのだ。そして、わが家の場合、年齢からいって私が残る可能性は高い。このところ家人の体調が思わしくなく本人はかなり弱気になっていた。私から見ると今すぐどうなるということもないと思えたものの、いずれくる別れの時を思わないではいられなかった。現在かなり回復してきており、「あれは何だったんだ!」と軽口を言い合えるようになったからいいのだが。

映画の夫は60歳くらいという設定である。私たちは十分その年齢だ。友人のひとりは昨年夫を突然亡くし、今でもその悲しみとともに生きている。連れ合いを亡くした時、残されたのが夫だといたく落ち込み立ち直れないこともあるという。反対に妻はむしろ夫がいたころより元気になるという。女性の方が精神的に強いのでわかるような気もするが、元気になるまでにはやはり時間がかかるだろうし、元気そうに見えるだけなのかもしれないとも思う。

ふと、「まぼろし」を見続け、「まぼろし」とともに生き続けるのもまたひとつの生き方なのかもしれないと思えてきた。自分がどうなるかはその時がこないとわからないけれど。

| - | 16:53 | comments(0) | - |
ベランダの虫たち

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夏になると洗濯物を干す時と鉢植えに水やりをする時くらいしかベランダに出ない。植物は水やりだけでなく、普段からこまめに様子を観察することで適切な世話ができると思ってはいるのだが、暑さが苦手だということを言い訳にしておざなりにしている。全くもって申し訳ない。

夏は虫たちが活発にいのちを燃やす季節である。ベランダにもいろいろな虫が来て、中には歓迎できない者たちもけっこういるのだが、しかし彼らも身近なひとつの命だと思えば「困った」と思いはしても毛嫌いするまでにはなかなかいかない。

ベランダは雨風にさらされることも少ないが、その分乾燥する。「困った」部類の虫としては、アブラムシ、チュウレンジバチ(幼虫が葉を食う)、ハダニくらいだろうか。中でもハダニは目に見えないくらい小さいが植物を衰弱させるし、薬剤が効きにくいやっかいな虫である。あとはカミキリムシやコガネムシ。これらは成虫ではなく鉢の中に卵を産まれてしまうと幼虫が根を食うので致命的な損害を受けやすい。できれば来てほしくない虫の1、2を争う虫たちである。

困る虫たちもいるが、それでも生きものが訪れるというのは全くいないよりずっといいと私は思っている。今年は北側のベランダに蜘蛛が巣を作るようになって時々観察している。また、2年前から吊るしてある筒に出入りしているナミカバフドロバチが今年もやってきて、最近さかんになにやら作業をしている。

蜘蛛は大きな巣を張る事なく、時々見かけなくなる。強風が吹いた翌朝、巣がまったくなくなっていたので飛ばされてしまったのかと心配していたら、どこからか戻ってきてまた巣を作っていた。蜘蛛の生態はほとんど知らないが、蜘蛛の巣というのは何度も張りなおすもののようだ。他の虫が巣にかかっているところを見たことがないので飢えていないのかまたしても心配になるが、同じところに何度も巣を張っているところをみると得るものはあるらしい。

ナミカバフドロバチは、今年こないと思っていた。5本ある筒はすべて入口がふさがっており(彼らがふさいだ)中に卵を産むことはできないと思われた。筒を処分してしまおうかと思っていたがそれを先送りにしていたら、成虫が筒の周りにやってくるようになり、しばらくして見てみたらふさがれた穴の2つが開いていた。自分で開けてまた使うつもりらしい。蜘蛛の巣にひっかからなければいいなと思う一方、蜘蛛も餌を得られるよう願う。

虫を嫌う人は多い。生理的な感覚だと思うのでそれをどやかく言うつもりはないが、あまりにヒステリックに嫌っているのを見ると「人間の方が気持ち悪くない?」と言いたくなることはある。とにかく、私個人は実害(家の土台を食うとか、刺されて痒くなるとか、食品衛生上よろしくないとか)を被ることがなければ、虫たちとの同居も悪くないと思っている。

先日家人がマンションの外階段でナナフシを見たという。いいなぁ、私も見たかった。少し前、キッチンの天井にアシダカグモが現れた。まだ成長過程だと思われるが、足を含めると5センチ以上はあった。それ以上大きくなったら、できるなら目の前に出てきてほしくはないが同居はOKだ。窓を開ければ周囲は秋になるまで蝉時雨である。蝉の声をうるさいと思ったことはない。毎朝4時を過ぎるとヒグラシが、少し間をおいてアブラゼミが鳴く。彼らにとって夏は命を燃やし尽くす季節。思いきり生き、思いきり鳴いてほしいと願う。

| - | 19:56 | comments(0) | - |
今年の夏は素麺!

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・・・モノクロだとやっぱり美味しさが伝わらないですなぁ・・・

このところ涼しい日が続いて助かっているが、遅かれ早かれあの猛暑がやってくる。なまじ今涼しいと、いきなり暑くなった時に身体がついて行けないのではないか・・・と、少しいや〜な気持ち。しかし、身体が慣れるようゆっくり暑くなるなんていうことはありえないので、ここはいろいろ工夫して暑さと仲良くしていくしかない。

私は季節を問わず冷たいものを飲食しないようにしている。体質的に冷えやすく、冷えるとろくなことはないからだ。真夏でも室内は涼しいから飲み物も温かいものが中心だし、食べものも同様。しかし、やはり身体というより口が冷たくてさっぱりしたものを欲しがるのは多くの人と同じだ。

夏に食べる冷たい食べものというと(冷たいといってもキンキンに冷たいわけではない)、せいろそば、冷やし中華、冷ややっこ、ところてん、生野菜くらいだろうか。アイスクリームはごくたまに食べる。

今年の夏は、なぜか素麺がマイブーム。ゆでた素麺にいろいろな具材をのせてつゆをかける、といういわゆるぶっ掛けスタイルにしている。これだと炭水化物に偏ることを防げるし、夏ならではの味を楽しむことができる。

ぶっかけ素麺にかかせないのはミョウガ、大葉、ショウガ。あとは野菜室をのぞいて使えそうなものを選んでいる。レタス、キュウリ、トマト、貝割れなどなど。焼いたナスを割いて乗せても美味しそうだが今のところ試していない。ワカメなど海藻類もいい。好みのつゆを地元スーパーで見つけたのでそれを冷やしておいてたっぷりとかける。

ちょっと物足りない時はツナ缶を入れる。しらすなども素麺に合いそうだし、たまには揚げ玉を振りかけても美味しそうだ。梅干しを入れれば夏バテ対策にもなるかな?・・・とバリエーションがいろいろありそうなので涼しくなるまでに何度食べることだろう。

夏こそスタミナのあるものを、という考え方もあるが、食べたくないものを無理やり食べるのはやはり身体にもよろしくないと思う。パサパサ度がこれ以上ひどくならないよう気をつけながら、食べたいものを気ままに食べて元気に夏を過ごしたい。

| - | 17:22 | comments(0) | - |
ポケモンGO?

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数日前配信が開始されて以来、「ポケモンGO」の話題がてんこもり状態である。日本で配信される前に、海外でのトピックスが伝えられ(国内発売を見越した宣伝だろうが)、それを見た途端「まずいなぁ、危ないなぁ」と思った。

それでなくても、歩きスマホに迷惑している今日このごろである。いくらその危険性が指摘されても、歩きスマホが減ったとは思えない。出かければ必ずといっていいほど、歩きスマホ中の前方不注意野郎に出くわしてうんざりしているのだ。海外の様子を見れば日本でのヒットも容易に想像できるが、ただ歩きながらスマホをいじくるというだけでなく、入ってはいけない場所に立ち入ったり控えるべき場所で夢中になったり、と傍若無人な輩がどんどん出てくるだろうと思う。

そもそも、歩きスマホは危険なだけでなく迷惑である。危険を承知でやっているなら、車に轢かれようが側溝に落ちようが人とぶつかってケンカになろうが自業自得だから同情しない。それよりも、混雑してる街中や狭い道で普通にすれ違うことができないストレスの方が現実的には気になる。

昨日スーパーに買い物に行った帰り、歩きスマホならぬ乗りスマホ(自転車に乗りながらスマホ)しているヤツが立て続けに3人いた。狭い道で歩行者もけっこう通るというのに・・・思わず、「車にでもぶつかってしまえ!」と心の中で毒づいてしまった(^^;)

そんなこんなで私の中では印象が悪い「ポケモンGO」ではあるが、「ポケモン」についてはどちらかというと好感を持っている。1996年にゲームボーイ用のソフトとして発売された時は、よく出来たソフトだと感心したものだ。企画から発売までかなりの年月を費やしたらしいが、大人でもはまってしまうおもしろさだったと思う。

というのも、私自身がはまってしまったからだ。息子の誕生日にゲームボーイとポケモンの「赤」を買ってやったのだが、様子を見ているうちに自分でもやりたくなって自分専用のゲームボーイを買ってしまった。私がやったことがあるのは「赤」「緑」「青」まででそれ以降は知らない。しかし今でも、RPGの主人公であるサトシが歩いている時に流れるメロディや、バトルの時のメロディは覚えている。

今やゲームボーイもソフトもどこかに行ってしまったが、たまにやってみたくなることがある。ゲームというものははまってしまうとなかなか区切りがつけられなくなり、すべきことを後回しにしてしまうという怖いところがあるが、この年でそれほど夢中にはならないだろう。

息子と一緒に夢中になったポケモンも20年経ってかなり進化したと思う。しかし、人間の方はというと決してレベルが上がっているとは思えない。様々な問題が起きることは必至だと思われるが、ポケモンが悪者にされませんように。

| - | 17:02 | comments(0) | - |
ヘンな指人形

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・・・オレンジ(左)とマゼンダ(右)。どうです、かわいいでしょう。

数カ月前、偶然通りがかった雑貨店のレジ付近で色とりどりの指人形を見かけた。おもしろいなぁと思って手に取っていると女性店員が「それ、かわいいでしょう?」と。もちろん、かわいい(^^;) キッチュでヘンテコで突拍子もないけれど、かわいい。

こういうものを「かわいい」と思うかどうかは人によるが、私くらいの年齢でそう思う人は存外少ないらしい。「印鑑につけると目立っていいですよ!」とのことだったが、その時は買わなかった(黒猫顔のケースに入ったエコバッグを買ってもらったけど)。しかし、なんとなく気になっていたので、近くに行く用事がある時に寄って、2個ほど購入。1個は息子が来た時に渡す予定。

買った店は「プチ・コキャン」というヨーロッパの輸入雑貨ショップ。他の商品を見ていたらどこかで見かけたような気がして聞いて見るとやっぱり!!自由が丘のトレンチにあって、けっこう前に何度か行ったことがあったのだった。カラフルで日本とは少し違うセンスの雑貨が楽しく、プレゼント用に小さなものをいくつか買った記憶がある。調べてみると「本店」となっているので、日本では自由が丘が第1号店かもしれない。

猫のキャラクターを使った商品もけっこうあって、買うまでにはいかないけれどそれだけで好感度アップ!ビーズをガラスの中に閉じこめたリングが夏らしくてなかなかgood!

*ツール・ド・フランス、もうすぐ終わり。今年は今ひとつ面白くなーい!

*いや、単に勝ってほしくない選手が優勝しそうだっていうだけなんだけど。

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22日は猫に語らせる日・・・7月担当:みかん

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おはようございます。みかんです。4匹で月一回の「猫ブログ」を担当することになったら、なかなか自分の番が回ってこなくなりました。なんだか、とっても「お久しぶり」な感じです。

おかげさまで、あたしたちは相変わらずです。まめこは相変わらず偏屈で文句ばっかり言っているし、ふくも相変わらず強気でまっしぐらだし、大介も相変わらずくねくねしてすみごんに甘えています。あたしも、普段はテーブルの上でくつろぎ、時々邪魔にされながらものんびりしています。

ここ数日天気が悪くて涼しい日が続いていますが、その前はけっこう暑かったですね。あたしはわが家で唯一のフローリングの上で寝ていますが、他の子たちはけっこう暑そうでした。ゴンが愛用していたアルミボードはふくと大介が使っていましたが、主に使っていたのはふく。ふくが使っていない隙を見計らって時々大介が使っていたという感じ。ふくの押の強さと身体のデカさに対抗できる者はそうそういないってことでしょうね。

このところ、一番機嫌が悪いのはまめこです。来月は彼女の番なのでその時にあれこれ書くと思いますが、どうもまめこは大介が嫌いなようです。大介が来た当初はそうでもなかったんだけど、それでも時々近づくと連続パンチをしていました。身体は小さくても気力で勝っていたまめこですが、最近形勢逆転です。誰も見ていないところで大介が反撃に出たのかもしれませんが、もしそううだとすると12歳の小柄な女の子と1歳の男の子では勝負にならないでしょう。

大介はのんびりした性格ですが、若いし何度も理不尽なパンチを受けたのでムカついてきたのかもしれません。時々まめこを部屋の隅に追いつめるようになりました。おっさんやすみごんがいる時は阻止するんですが、いつもそういうわけにはいかないし。ふーっ!と威嚇したり唸ったりして消極的な抵抗をしているまめこですが、あたしの客観的な立場からすると、もう少しどーんと構えていればいいのに、って思います。逃げれば追いかけたくなるのが動物の本能だから、コソコソ逃げないで気力を込めて睨んでやれば大介だってしつこく追いつめたりしないと思うんですよね。でも、あれがまめこの性格だから仕方ありません。

大介はあたしにも時々からんできますが、すみごんが「大介は遊んで欲しいだけなんだよ」って言うし、あたしもそうかもしれないと思うので、軽く逃げた後は平気な顔をしています。だから、あまり大介もあたしにはからんできません。時々鬱陶しいなぁと思うけど、棚の上に置かれたゴンの写真を見ると、「がまんしてやってくれにゃ。わるいやつじゃないにゃ」と言っているような気がして我慢します。

我慢しているからというわけではありませんが、あたしの便秘症は相変わらずで時々具合が悪くなります。ひどくなると食べられなくなり、脱水症状が出てきます。この間もそうなったので、おっさんが病院に連れていってくれました。

あたしももう14歳なので血液検査をしたり、点滴したり、注射したり、いろいろチェックされました。2日後、今度はすみごんが連れていってくれました。その時は例の「ほりほり」をされました。おなかのなかをかき回される感じがして、あたしはあれが大嫌いなんだけど。エリザベスカラーを付けられて掘られました(T.T) その後点滴と注射をされましたが、けっこう痛くて暴れてしまいました。

便秘はあたしの体質らしく(あまり力めない)、定期的に「ほりほり」した方がいいって先生が言っているのが聞えて、あたしはちょっと・・・いえいえすごく憂鬱です。でも、できるだけ水分を多く摂った方がいいということで、最近は猫缶を毎日食べさせてくれるのでそれだけはハッピーです。

あたしだって積極的に水分は補給しているんですよ。テーブルの上に置かれたすみごんのマグカップの中に白湯の冷めたのが入っていれば迷わず手を突っ込んで「なめ飲み」しますし、おっさんやすみごんがトイレに入ったら、後をそっとついていってトイレでも水分補給しています。いつもトイレを出て行く時にさっと入るので、時々気づいてもらえずトイレに閉じこめられてしまいます。あたしはいつも静かに開けてくれるのを待っているんですが、なかなか気づいてもらえないこともあります。トイレのドアを閉める時には、あたしがいるかどうかちゃんと確認してほしいわ。

この間、すみごんがトイレの水を飲むあたしの写真を撮ったので、今日はその写真も載せていいって言ってくれました。「トイレの水」というとなんだか汚いようだけど、大丈夫よ!

来月はストレス満点のまめこの番です。でも、あんなに愚痴ばかり言っているのに、ごはんだけはしっかり食べているのであまり心配しなくてもいいような気がします。まめこ贔屓のおっさんがガードしているし。あたし思うんですけど、まめこはすみごんが大介をかわいがっているのがおもしろくなくて、大介を嫌っているのかもしれません。すみごんが大介を撫でていた時、「ちね!ちね!(死ね!死ね!)」と独り言を言っているのをあたし聞いてしまったもの。あんな若造にムキになるなるなんてね。

もうすぐ梅雨明けで、またすごく暑くなると思います。外で暮らす仲間が無事この夏を越せることをあたしは祈っています。みなさんもお元気で!

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