曇ったり晴れたりだが湿度だけはしっかり高い・・・不快指数は相変わらず高いが、昨日はその不快ささえ忘れるひとときを過ごしてきた。
以前にもお邪魔した「りきの毎日」のりきさん宅に、まだ怖いもの知らずのチビ(ふく)を連れておうかがいしてきた。こんな時季にお邪魔して申し訳ないと思いつつ、久しぶりに子猫が来たので猫の大先輩につい見ていただきたくなってしまったのだ。
りきさん宅のみなさんは、相変わらず個性豊かでマイペース。犬のハナちゃんがはじめのうち驚いたのか警戒警報を発していたが(^^;)、じきにあきらめてお昼寝。来客に興味のない方々は猫部屋で涼しくお昼寝し、フレンドリーななっちゃんは早速接待してくれ、シャイなダンダンはカウチの下に隠れ、気高きマリー様は悠然とした態度を崩さず、すみれちゃんは少し離れたところで子猫を観察し、ユニークな模様のガク君はキャリーの中まで入って点検し・・・と、それぞれの行動を見ているだけで猫キチは充たされてしまうのだった。
はじめは柄にもなく警戒していたふくも、少しずつ慣れてあちこち歩き回り、かわいい盛りの姿を写真に撮ってもらった。緊張して疲れたのではないかと思ったが、帰りの車の中でも元気いっぱい。キャリーの中から両手を伸ばして「出してよ!」とアピール。家についたらムシャムシャとごはんを食べた。身体は小さいが案外大物かも?
りきさんの家にお邪魔するといつも思うのは、猫たちから思う存分幸せな時間をもらっていると同時に命あるものへの重い責任をずっと果たしてきたことは傍から見ただけではわからないほど大変なことだろうなということである。
扉付きの大きな棚の上には小さな骨壷がたくさん並んでいる。「りきの毎日」の紹介コメントに現在「お星様組15匹+現役26匹」と記されていることからもわかるように、すでに15匹を見送ってきたということだ。こういったことは馴れるということではなく、まだ1匹も失っていない私からすると本当に悲しい思いをたくさんされてきたのだろうと察せられる。
26匹もいれば、普段の世話だけでも大変だ。もちろん理解あるご家族の協力があってこそだとは思うが、マイペースを崩さない猫のこと、それぞれの折り合いや体調などに気を配り、それぞれができるだけ快適に過ごせるよう心を砕くのが日常となっていると思う。それを続けられるのは、ある程度アバウトに考えることも肝要だろうし、息抜きにリフレッシュする時間を意識的に作っていくことも必要だろうと思う。親が幸せでないと子どもも幸せではないと同様、飼い主が幸せで日々を楽しんでいないと、飼われている動物たちも幸せではない。そんな気がする。
昨日は、一番新しく家族になったキンちゃん(白い立派なオス猫で通称「モチ」(^^;))のご尊顔を拝見することだったが、案外シャイなキンちゃんは猫部屋でお昼寝中。でも、帰り際におなかだか背中だかにタッチさせてもらえた。
今度(また行くのかよ!)は、あの味わい深いお顔をぜひ拝見したい ものである。私のタイプであるブンちゃん(渋い中年の魅力満点)にはちらりとご挨拶できたし、ハンサムなよっちゃんを撫でることもできたし、大満足で帰ってきた。ああ、猫ってなんて魅力的なんだろう・・・などと分かり切ったことをまた実感している。
*エピファネイア、引退ですか。残念だなー
*JCの見事な勝ちっぷりを見ただけに、もう一度勝ったところを見たかった。
*それにしても、あれだけ無茶ぶりをしてケガしないアイツって・・・(^^;)
■ふくんこ通信■
遊び疲れて電池切れ。ツメを出したままってところが子猫かな?