このところ、とんとボタンを買わなくなった。数ばかり増える一方で少し控えようと思っていることもあるが、気にいるボタンはけっこう高価なので財布と相談してやめていたということもある。有効に活用できればとは思っているが、首を傷めて以来縫い物、編み物は控えているので使う機会がない。
そんな今日このごろではあるが、何度かボタンを買ったことがある「co-」からダイレクトメールが届き、ふとサイトを見に行って思わず買ってしまったボタンがある。そう、猫のボタンだ。私は「猫モノ」に弱いのだ。
しかし、弱いとはいえなまじな「猫モノ」では満足しないですぞ。いわゆる“かわいい”系はどちらかというと苦手で、猫の野性味や気まぐれな性質が上手く表現されているモノに惹かれる。あまり数はないが、私の猫モノコレクション(意図的に集めたわけではないのでコレクションといえるかどうかわからないが)を見回してみても、“かわいい”とはお世辞にも言えない、“恐い”“まぬけ”“にくたらしい”感じのものばかりである。
今回手に入れたボタンは、「Mari&Tomoka HAPPY WE」というブランドとのコラボレーションボタン。猫のイラストを描いたのはTomoka Nagayamaさんで、ボタンのパッケージ裏にあるコメントによると・・・
「マイペースでわがままで、時々野性的なのにとても寂しがりやで人懐っこい、そんな可愛いだけじゃない猫達の個性が伝わるような作品づくりを心がけています」
ボタンは何種類かあるが、なるほどどの猫も個性的だ。おデブちゃんあり、フサフサ君あり・・・気を許していると思いもかけない悪戯をやらかしてくれそうなところがなんとも魅力的。これぞ私好みの猫たちである。
ボタンは直径2.8センチとやや大ぶりなのでいろいろな使いかたができると思う。が、しばらくの間は時々眺めて「ふふふ」とほくそ笑みながら楽しみたい。マッチ箱のようなパッケージもまたいい感じだ。
*Tomokaさんのサイトは、ここ。
*エコバッグ、欲しかったかも〜