CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
  12345
6789101112
13141516171819
20212223242526
2728293031  
<< October 2013 >>
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

Interior

日々の内側
copyright sumigon all rights reserved
朝倉彫塑館
13-1031
・・・アトリエ棟屋上に設置された彫刻。水球の選手みたいだが・・・

若い友人と久しぶりに会おうということになり、谷中に行くことにした。


4年半の歳月をかけて耐震補強・保存修復工事が行われていた「朝倉彫塑館」が29日にようやく開館したので久しぶりに朝倉文夫作品(とくに猫)を見たかったのと、二人でぶらぶらする場所として谷中はけっこういい街だと思ったからだ。


日暮里駅で待ち合わせをしてまっすぐ彫塑館へ。外観および内部は以前行った時とほとんど変わりはないように思ったが、「耐震補強・保存修復」という工事の内容からして当たり前のことだったのだろう。前に行ったのはいつのことだったろうか。もう一度行こうと思って訪れた時にはすでに工事のため閉館していた。貼り紙に記された工事に費やされるだろう年月を「長いなぁ」とため息まじりで読んだが、この年齢になると4年半もあっという間であった(-.-;)


朝倉彫塑館は彫刻家・朝倉文夫のアトリエ兼住居を改装した美術館だが、個人的なアトリエとしてだけでなく、広く門戸を開放し弟子たちが学ぶ場としても使われていたという。アトリエ部分は洋風、住まいは数寄屋造りの純和風でそれらが回廊で繋がっている。設計は朝倉自身とのことで、じっくり見ると細部にかなりのこだわりがあることがわかる。アトリエ棟の屋上は庭園になっていて大きなオリーブの木が植えられ、花壇(菜園かも)が設けられており、今はスカイツリーが望める。


東洋蘭の温室だったというサンルームには、朝倉が愛した猫たちをモデルとした作品が展示されていて、猫たちを笑顔で愛撫する朝倉の写真を見ると思わず口元が緩む。テーブルの上にわらわらと集まっている猫たちはいずれも雑種のありふれた猫たちで、それがさらに好感を感じさせる。


少し前、横浜の大佛次郎記念館に行ったら運悪く臨時閉館日だった。私にとって猫の彫刻というと朝倉文夫と大佛次郎なので、近いうちに横浜へはまた行って思う存分猫の彫像を愛でたい。


彫塑館を出た後、すぐ目の前になる薬膳カレーの店で腹ごしらえをして谷中銀座へ。有名な「夕焼けだんだん」で猫たちに遭遇した。マンションが建ち、以前ほど猫がいなくなっていたので出会えるとも思っていなかったのでとてもうれしかった。中でも青い目が美しい白猫には思わぬ歓待を受け、それだけで気分がいい一日となったのであった。ああ、猫キチ。

| - | 22:09 | comments(2) | - |
スマホ漬け
13-1030

同じように思っている人も少なからず存在すると思うのだが、最近のスマホ使用実態っておかしくありませんかね。おかしいというか、なにか異常ささえ感じてしまうのだが・・・


習慣的に電車に乗る生活はしていないが、座席に座ることができると時々前の座席に座っている人たちを観察してしまう。10人掛けの座席なら、そのうち何人がスマホをいじっているか、と。今までの経験だと、ほぼ7〜8割くらいがスマホをいじっており、なんだかその光景が私の目には異様に映る。


もちろん、しかるべき用事があってスマホを操作している人もいるのだろうが、たいていは暇つぶしかLINEなどで誰かと他愛ないやりとりをしているような気がする。他愛ないやりとりがいけないというのではないが、周囲に気を配ることなど忘れたかのように一心にあの小さな画面を見続け、指を動かし続けているのはちょっと・・・ね。


昨日、友人と会う約束があって自由が丘まで出かけた。午後1時の待ち合わせだったので、早めに家を出て駅構内にあるSoup Stock Tokyoに入ったのだが予想以上の混みかただった。で、なんとか空いているカウンターに席を取ったのだが、同じカウンターの一番奥に座っている女性、その手前(私の右隣)の女性ともにずっとスマホをいじりつづけている。奥の女性はほとんど食べ終わっているようなのだが、自分の隣のスペースに大きなバッグを置いたまま。その隣

の女性はまだ食べている途中なのだがスマホいじりに忙しく食べる方が全く進んでいない。


食後のんびりするのも悪くないし、ゆっくり食べるのも(何かをしながら食べるというのはあまりお行儀よくないが)責めるほどでもない。が、時と場所をわきまえてほしいし、時々周囲を見て混雑しているようなら早く席を空けるような気遣いがほしいと思うのだ。


時々ニュースなどで取り上げられてもいるが、歩きながらのスマホ使いも本当に危ない。反対側から自転車ですれ違う時も、相手がスマホばかり見ているとぶつからないかと不安になる。交通事故に遭ったりホームから落ちたり階段からころげたりしないと自覚できないのであろうか。


誰かと繋がっていないと不安。一時的にせよ、そのつながりを断つと仲間はずれにされそうで怖い。そんな話を聞くとおいおい、大丈夫かよ!と思ってしまう。誰にもつながらず自分の頭でものごとをじっくり、時にはぼんやりと、考える時間がないとノーミソがふにゃふにゃになってしまわないか。特にまだまだ柔軟なノーミソを持っている若い人たちにはスマホの節度ある使い方をしてもらいたいなどと思う今日このごろ。

| - | 19:58 | comments(0) | - |
横浜の小さな映画館
13-1028

ちょっと肌寒いくらいだが秋らしい気持ちのいい日だった。前々から行こうと思いつつ台風などにより後回しになっていた映画を観に行ってきた。


行ったのは横浜は黄金町にあるミニシアター「ジャック&ベティ」だ。伊勢佐木モールからも行くことができ、たいぶ前に伊勢佐木町あたりを散歩した時、偶然見つけてはいた。調べてみると、「ジャック&ベティ」としての営業は1991年からだが、前身は1952年開館の「横浜名画座」とのこと。映画館としての歴史は思ったよりずっと古いのである。


名前が示すように館内には「ジャック」と「ベティ」という2つのスクリーンがあり、違う映画を同時に上映している。ごくこじんまりとしたシネマ・コンプレックスというわけだ。


存在は知りつつ行く機会がないまま何月が流れたが、ふと行ってみようという気持ちになり実際に入ってみるとなかなか私好みである。古い映画館なので今どきの映画館のように明るくクリーンではないが、それがかえってノスタルジックでいい。また、上映する作品がミニシアターらしい個性的なものが多く、社会的な問題を扱ったものも多いのが特徴。


気に入ったし、今後も続けて欲しいと応援したい気持ちもあって会員になった。年会費2000円を払うと鑑賞券は200円引きになる。またスタンプカードを発行していて1作品見るごとにスタンプを1つおしてくれ、それが5つ集まると1作品無料で見られる。また、月に一度上演スケジュール表と主立った作品のフライヤーを郵送してくれる。


それぞれの作品の上映期間が短いのがつらいところだが、他の映画館では見られない作品、DVD化もされそうにない作品などを観ることができる貴重な映画館だと思う。


今日は「メキシカン・スーツケース」という作品を観た。これは、かのロバート・キャパ、ゲルダ・タロー。デヴィッド・シーモア“シム”の3人がスペイン内戦を撮影したフィルム群のことで、長らく行方不明になっていた。それがヨーロッパを遠く離れたメキシコで2007年に発見され、手作りの箱3つに収められていたことから「メキシカン・スーツケース」と呼ばれるようになったらしい。


彼らが命をかけて撮った写真がなぜ行方不明になったのか、なぜメキシコで発見されたのか・・・映画は彼らのことだけでなくスペイン内戦に翻弄された人々を、そしてその子孫たちを描いている。悲惨な戦争も第三者にはすでに過去のものになっているが、当事者たちにとっては世代を超えて忘れられない、忘れてはならない出来事であることを改めて思い知らされた作品だった。


過去を見つめずに未来は築けない」・・・戦禍を逃れるため必死に生きてきた一人の老人の言葉が重い。

| - | 19:50 | comments(0) | - |
マシンへの愛着
13-1027

新しいMacが来て、そろそろ古いものを処分しなければと意を決した。使わないのに場所を取るし重いし。


私のパーソナルコンピュータ歴はかのPC98シリーズに始まり、秋葉原のDOS-Vパソコン専門ショップのオリジナル(タワー型デスクトップ)、IBMのThinkpadを経てAppleに移行。


PowerMac G4、iBook、Mac Pro(初代)、Macbook Air、Mac Pro(2代目)となる。ノートブックタイプを入れれば現在8機目のものを使っていることになるが、可動しているのはAirと2代目のProのみ。NECのマシンはさすがにないが、それ以外はいまだわが家にあるのだった。


しかし、そろそろ整理しないとまずいだろう。収納する場所には限度があるのだから、使わないものはそろそろ処分しないといけない。ちょうど使わなくなった業務用ファクスや使えなくなった(ドライバがない)レーザープリンタがある。


プリンタはまだ使えるのでもったいないのだが、すでにドライバがなければ仕方ない。友人に教えてもらった無料引き取りをする業者にメールで依頼をすることにした。


その前に、使えなくなったといっても個人情報が詰まっているハードディスクは取り外さないといけない。業者に頼むこともできるのだが、わが家にはそういうことがお得意の人がいるので頼んではずしてもらった。


写真はG4を開けたところ。ハードディスクとメモリがどれかくらいはわかるが、それ以外は全くわからない(-。-;)それにしてもまあ、なんと細かい・・・基盤を観ていたらなにやら星座表を見ているような気分になってきた。


そういえば、スティーブ・ジョブスは外見だけでなく普段は見ることのない内部にもこだわっていたと確かに書かれていたような。基盤だとかチップだとかのレイアウトひとつひとつにこだわっていたとか。なにもそこまで、と思うが、それがジョブスなのであり、だからこそみんなをあっと言わせたスケルトンのiMacが誕生したのだろうと思う。


古いマシンを処分することにさほど抵抗は感じないのだが、やはりApple製品には愛着がありG4を手放すのは淋しい。あの厚めの座布団のような(!)外見もユニークで楽しいし・・・残すことも考えたが、日々体力がなくなっていく昨今、重たいものをいつまでも残しておいてもいざ処分する時に持てなくなったら困るので泣く泣く業者に渡すことになるだろう。iBookも故障していて動かないのだが、こちらは小さいので残すことにした。直すにもすでに部品があるかどうか・・・あったとしても手ごろな価格で入手できるのかどうか・・・


でも、あの白い筐体はいかにもAppleらしくて好きだし、なんとなくかわいいので残す!初代のiPodも動かないがたぶんずっと持っていることになるだろう。


たかが機械なのになぜこれほどの愛着を持つのだろうか。不思議だがそれがMacなのかもしれない。とくに古いMacは不思議な魅力があると思う。そして、もう使わなくなった古いApple製品を後生大事に持っている人がきっとかなりの数存在しているような気がする。

| - | 20:17 | comments(0) | - |
Amour
13-1026

以前映画館で観ようと思いつつ行きそびれていた映画をDVDで観た。邦題「愛、アムール」(原題は「Amur」)である。タイトルに愛だとか恋だとかいう言葉が使われている映画は敬遠しがちなのだが、なにせ主演しているのが好きな俳優だったので・・・


主人公は老境にさしかかっている夫婦である。立派なアパルトマンに住み、時にはクラシックのコンサートなどに夫婦そろって出かけるなど悠々自適な生活を送っているように見える。が、ある日妻に異変が起きる。検査すると血管が詰まっている(脳血栓か?)とのことで入院・手術するが失敗。半身不随になって帰宅する。


病状は悪くなることはあっても良くなる可能性はないようだ。半身不随で車椅子生活を余儀なくされている時点で夫に負担をかけているのだが、妻はもう二度と病院には送り返さないでくれ、と約束させる。夫ははじめ戸惑っていたように見えたが、その後かいがいしく妻の面倒を見る。


介護する夫と介護される妻・・・これは実際他人事ではない。老老介護と言われて久しい今、日本中の、いや世界中のあちこちで老人が老人の介護をしている。そして、する方もされる方も鬱屈した何かを心に秘めているのではないだろうか。


妻は夫の負担になるのをよしとしない。ピアノの教師であり、かつての教え子が世界的に成功したことからしても自立心のあるしっかり者だったのだろう。「自分でできるから」と言っては失敗する妻を見て、夫はなぜ自分に頼まないのかと怒る。


妻の病状は徐々に悪化していき、言葉がでてこなくなる。意識がもうろうとすることもある。果ては失禁してしまうようになり、看護師を雇わねばならなくなる。それでも夫はできるだけ自分が面倒をみようとする。妻は時折うわごとのような言葉を発するのみの状態になっていく。


この物語を「共依存を描いた作品」とする方のサイトがあるが、私もおおむね同じような感想を持った。介護についてのみならず、二人の人間が密接にかかわっていく中においては「共依存」という状態に陥りやすいと常々思っているからだ。


夫婦、親子、恋人同士、友人・・・表面的には依存している方とされている方が明確に分かれているように見えても、実は互いに依存しあっている・・・そんな状態は決して珍しいものではないと思う。もしかしたら、「愛情」という感情と「共依存」は背中合わせなのかもしれない。愛情が強く深いほど、共依存に陥りやすいのかもしれない、とこの映画を観ていて感じた。


さて、好きな俳優が出ていると書いたが、それは夫を演じたジャン・ルイ・トランティニャンと妻を演じたエマニュエル・リヴァのことだ。トランティニャンは「男と女」が最も印象的。そしてリヴァは原作も映画も好きな「二十四時間の情事」(原作はマルグリット・デュラス。原題は「HIROSHIMA,mon amour」)にフランスから来た女優役で出ている。二人とも当たり前だがかなり年を取っているが、さすがと思わせる演技力である。

| - | 11:04 | comments(0) | - |
銀座、銀座、銀座♪
13-1025
・・・7年前の11月に撮った銀座。たそがれというより夜に近い雰囲気だが・・・

何度も書いているような気がするが、東京で一番好きな街は銀座。


買物に便利だとか、好きな店があるとか、そういった具体的な理由というよりも、物心ついてから現在に至るまでずっと私の中に潜んでいる茫洋としているが確固たる存在の何か・・・なんて書くとおおげさだが言葉ではなかなか表現できないものがあって、銀座に行くとそれを感じて満足するのだ。


ご存知のとおり、銀座も一昔前とはかなり変わってしまった。海外の「一流」と言われるブランドの旗艦店や国内で元気がいいブランドの店などが派手に進出し、昔からあった老舗はもはや地味な存在になっている。


それでもなお、銀座を歩くとこころもち足取りが軽くなるような気がするし、安心してくつろいでいる自分に気付く。


先日Appleストアに行った帰り、少しだが久しぶりに銀座を歩いた。見ておきたいものがあったので目的地までだが、3丁目のAppleストアから8丁目の目的地までたそがれの街をぶらぶらと。写真を撮る状態ではなかったのでカメラはもっていなかったし、iPhoneも新しいものに交換したばかりでバッテリーが十分ではなかったので写真は撮らず。でも、久しぶりに来た「一番好きな街」をしばし楽しむことができた。


銀座に限ったことではないが、私は表通りより裏通りの方が好きである。銀座の裏通りは日が落ちるとどこも似た雰囲気になり識別しにくい。1本間違えることもよくある。が、間違えてもそれを楽しめる雰囲気があってショーウインドーを眺めながらゆっくり歩く。


ふと、昔むかしテレビの歌番組で聞いた「たそがれの銀座」のメロディが頭をよぎった。銀座 銀座 銀座たそがれの銀座♪・・・そう、銀座はたそがれ時が一番いい。これからは日が短くなる一方なので、午後4時を過ぎれば「たそがれ」気分を味わえそうだ。クリスマス商戦が本格的にはじまり慌ただしくなる前に、じっくり写真を撮りに行きたいと思う。

| - | 08:29 | comments(0) | - |
また、一騒動!
13-1023
・・・駒沢給水所の第1配水ポンプ所の内部。ほとんど使わないフラッシュ使用!・・・

つい2日前に「ちょっと楽しい」なんぞと書いていたのに、iPhoneがいきなり不調に・・・(T.T)


今まで快調だったので調子に乗っていたのかなという反省もあったが、それにしてもいきなりブラウザであるsafariが固まってしまう。おまけにiCloudの同期がとれなくなり、カレンダーだとかリマインダーだとかの同期がとれなくなってしまった。いったん電源を落としたりあれこれやってみたがダメ。仕方ないのでAppleのサポートに電話することにしたのが昨日の夜。今朝になっても状態は変わらなかったのだが、ふと気付くとOSのアップグレードのお知らせが。


おお、アップグレードすればもしかしたら不具合が直るかもしれないと思ってインストールしはじめたら・・・状態はさらに悪くなってしまった。なんとインストール画面の途中でフリーズしてしまい、これじゃ全く使えないわ!という状態に。


とにかく電話するという予約は入れていたので、電話。つながるまで5分以上待つことになったが無事担当者につながりあれこれやってみたがダメ。50分以上電話でやりとりしたが改善せず、こりゃ実際に見てもらった方がいいと思い、Appleストアの窓口予約ができるか調べてもらった。銀座なら15:30のみ空いているということなのでその時間を押さえて久しぶりの銀座に。


平日の、しかも勤め人なら仕事中の時間帯なのにAppleストアは大にぎわい。とくに1階のショールームはすごい人だった。


サポートは4階とのことなのでエレベーターに乗る。このエレベーターがまたスケルトンでかっこいい(そんなことに感心している場合じゃないのだが)。4階でスタッフに予約していることを告げると5分ほど待ってカウンターに。


担当の方に説明し、あれこれやってもらうがなかなか思うようにいかない。バックアップはiCloudにとってあるので、こうなったら初期化してみようということになったのだが、初期化してもダメ。それなら新品ならどうかということになり、新品に変えて試すがダメ。どうやらiPhone本体に問題があるのではなく、iCloudに問題がありそうだ。といってもiCloudの設定はいじっていないので何が問題なのかわからん!


スタッフの方も半ばお手上げ状態になってしまった。こんな状態ははじめてだとのこと。そう言いつつ解決策を探ってくれ、safariを初期化してみることにしたようだ。私のiPhoneで試す前にデモ用のもので試してみるとなんと普通に動く。それでは、ということで新品で試してみるとうまい具合に動く。アドレスブックもブックマークも復元されている。docomoのspモードメールの設定はスタッフの方がやってくれる。後から自分で入れたアプリも元通り。やったー!


スタッフの方も初めてのケースらしく解決してほっとしている様子。私ももちろんうれしい。原因は定かでないが、たぶんバグではないかとのこと。そうだとすると初めから自分で対応するのは無理といういものだ。バグというのは開発者でも原因をつきとめるのは難しいと思う。


そういえば、電話でのサポート担当者(女性)は、Appleストアでも判断は担当者によるので・・・というようなことを言っていた。たぶんサポートスタッフにも能力の差はあり、能力にもいろいろあってそこには想像力も含まれるのではないかと思う。それまで自分が身に付けていた知識で対応できない時、ほかの可能性を想像してみる力、とでもいおうか。それがあるスタッフに当たって実にラッキーだった。


結果的には、今まで短い期間だが使っていたiPhoneはお蔵入りになり、新品に交換してもらったことになった。液晶保護フィルムが無駄になってしまったわけだが、まあ、いろいろあるさ。授業料だと思って忘れることにしよう。


家に帰ってまず充電し、その後微調整。WI-FIにも繋がったし、ひとまずめでたしめでたし。なんだかとても疲れたが、終わりよければすべてよしということにしたい。


それにしてもサポートのスタッフは大変だなぁと実感した。私の左隣のおじさんは「送信できない」とのトラブルで来店したようだが、プロバイダとの契約(IDやパスワード)はAppleのスタッフにはどうしようもない。それなのにあれこれ親身になって対応していた。


反対側の子連れヤンママはなにかの不具合で相談にきたのだろうが話の成り行きで機種変更しようか迷っていて結論をなかなか出さない。子供が落ち着かなくなっても「どうしようかなぁ・・・」と結論を出さずにカウンターに居座っている。


左隣のおじさんの後に来た若い男はなんだかパスワードだかIDだかがわからなくなってしまった模様。もっと自己管理しなされ、と思ったがケータイを肌身離さず持っている世代なのでワラをもつかむ気持ちで来たのだろう。そんな輩にも親切に対応しているスタッフ。ご苦労さまです。


自慢するつもりはないが、私の場合はスタッフもタジタジとなりそうなトラブルだったのでみっともない相談ではなかったと思う。


それにしても私を担当してくれたRYOTAさん、ありがとう。「買ったばかりなのに!」と内心イラついていたのだが、帰りはすっかりいい気分になって木村屋でアンパンなんどを買ってしまった。私って・・・けっこう単細胞なんだなと思った一日。 

| - | 22:59 | comments(2) | - |
チープなオモチャ
13-1022

以前ほどではないが、たまに手が出てしまうのがこの手のチープなオモチャだ。手を出しやすい価格というのもあるが、こういう「あってもなくてもいいもの」に手を出さなくなれば少しは懐もあたたかくなるだろう、と思ってはいるのだが。


モノには実にさまざまな魅力がある。熟練の技を駆使した手作業の魅力もあれば、安っぽいものにもまたその安っぽさの魅力がある。


梶井基次郎は「檸檬」で、“みすぼらしくて美しいものに強くひきつけられた”と書き、その例として「壊れかかった街」「汚い洗濯物が干してあったりがらくたが転がしてあったりむさくるしい部屋が覗いていたりする裏通り」「あの安っぽい絵具え赤や紫や黄や青や、さまざまの縞模様を持った花火の束」「びいどろという色硝子で鯛や花を打ち出してあるおはじき」「南京玉」などをあげている。


心身ともに疲れ果て経済的にも行き詰まっている「私」にとって、以前は楽しめた丸善も重荷にしかならなくなった。「書籍、学生、勘定台、これらはみな借金取りの亡霊のように」見えたのだ。


私は小説の中の「私」ほど切迫したものを内にかかえもってはいないが、その「気分」はわかるような気がする。“みすぼらしくて美しいもの”にはそれら特有の優しさがあり、沈んだ気持ちをほんの一瞬ではあっても明るくしてくれるように思うのだ。


かつて駄菓子屋で売られていたチェーンリング(私は「チェーリング」だとばかり思っていた(-。-;))、夜店で売っていた水中花、ビー玉やおはじき、子供用のプラスチックビーズ、紙風船、金平糖、ザラメがついた大きな飴・・・買わないまでも見かけると手にとってみたくなる魅力がある。


写真はハロウィンに向けて作られたとおぼしきドラキュラ(?)。ぜんまい仕掛けで背中のねじを回すとくねくねとツイストを踊る。以前同じタイプで鮮やかな緑色のスケルトンボディが目を引く骸骨人形を息子に送ったことがある。今でも持っているのかしら。手の部分がレゴの人形のようになっていてもう1体あれば手をつなぐこともできる。2体でくねくね踊っているところも見たかったが、さすがにひとつ買ったのみ! 

| - | 09:17 | comments(0) | - |
ちょっと、楽しい。
13-1021

iPhoneを使い始めて約10日。なんだかちょっと楽しい。


もともと、さほど頻繁に電話がかかってきたりメールが届いたりするわけではないので、焦って使い方を覚える必要もないのだが、ガイド本を入手してひととおりのことはできるようにした。


当初最もわからなかったのはなんと入力方法。アルファベットの大文字をどうやって入力するかわからなくて、ちょっと困ってしまったのだった。Appleストアのパスワードに大文字を使うので、サインインしたくてもできない。ここはやっぱりネットだな、と検索してみたらすんなり解決。やはりわからなくて困っている人がいるとみえて、解説してくれている人がいたのだ。


あとは今まであまり使わなかったアプリケーションに手を付けはじめた。これまで使っていたアプリといえば、カレンダー、乗換案内、時々カメラや計算機、ごくたまにLINE、ひまつぶしに備え付けの神経衰弱、くらいなものだった。これからもこのスタンスはあまり変わらないと思うが、とりあえずできることが何かは知っておきたいと思った次第だ。


やはり実感するのは当たり前だがMacとの相性のよさだ。iTunesに入れている曲を簡単に同期できるし、iCloudを使えばさまざまなアプリが共有できる。PCでもできるのだが、Macに比べて一手間多くかかるようだ。最初だけなのかもしれないが、できるだけ手間がかからない方へ行こうとする私としてはやはりありがたい。iTunesだけでなく、カレンダー、メモ、リマインダーなどをMacで更新すると自動的にiPhoneの方も変わる。


今までほとんど積極的ではなかったアプリもいくつかダウンロードした。まずMacで使っているEvernote。これはさまざまなノートを作ることができるアプリで、写真などを貼ることもできるし他の人と共有することもできる。最近その拡張アプリを導入し、Webで気になったページをクリッピングしたりしている。


今のところその他は乗換案内、radiko、QRコードリーダー、GoogleMaps(一応ね)、ジョルテ(カレンダーとも同期するスケジュールアプリ)、MUJI passport、そしてLINEくらいなもの。ゲームには興味がないがひとつくらいは入れてもいいかな???


あと、一番の目玉機能ともいえる指紋認証システムも便利だ。今までロックをかけたことはないし、盗まれたこともないのだが自分だけが使うものなのだから念のためロックしておく方がいい。登録も簡単だしパスワードをいちいち入力する必要がないのでストレスもない。また、APPストアなどでアプリをダウンロードする際もいちいちパスワードを入力することなく指紋認証だけでさっさと手続きを終えることができるのもいい。


パッケージ化されているアプリが最小限になっているのもApple製品のいいところだと思う。PCやAndroid搭載のスマートフォンだとどうしても決して使わないアプリがうんざりするほど入っているように思う(認識不足かもしれないが)。自分が必要なものを自分で入手するスタイルが好きなので、これも私向きだと思っている。


また、以前からうらやましいと思っていたのだが、持った時にすんなり手に収まるスマートなサイズもいいと思う。片手で楽に操作できる幅に設定されており、とくに女性には使い勝手がいいサイズだ。


余談になるが、私が使っているiPhoneは64Gのタイプ。それを予約していたところ、息子がそんな大きな容量はいらないのではないかと言う。彼のは32Gだが1500曲入れてもまだ余裕があるというのだ。それもそうだと思い、DoCoMoショップに予約変更の電話をしたら、予約しなおしになるのでけっこう待つことになるかもしれないとのこと。最近とみに調子が悪くなってきたGALAXY IIを懸念しつつ「それでもいいです」と言うと、「ちょっとお待ちください・・・あ!64なら今日入ってきていますよ」だと。しばし迷ったが面倒なので(!)64Gを入手することにした。手続きにあれほど時間がかかるとは思わなかったが(たぶんDoCoMoの社員が慣れていないこともある)無事手元に収まった。


容量はまだまだ余裕があるので、どんどんアプリを・・・と思わないこともないが、入れてもほとんど使わないなら無駄である。カメラの性能がよさそうなので、写真をどんどん撮ろうかなと思っているところ。 

| - | 08:24 | comments(0) | - |
PHOTO WEEK・・・駒沢給水所<7>
13-1020

給水所内は年に一度しか公開されないので草木が生い茂った状態。昔は近所の子供たちが入り込んで遊んでいたという。思い切り枝を伸ばした木の向こうに見える給水塔もなかなか。 
| - | 10:11 | comments(0) | - |
SPONSORED LINKS