3.11東日本大震災から327日目
先月から今月にかけて、私にしてはけっこうな数の映画を観ている。そのほとんどがレンタルDVDだが。
一度に4〜6本借りてきて集中的に観る、ということを続けているうち、それぞれの映画の印象が薄れ忘れてしまいそうになるのがちょっと怖い(^.^;)
そこで、手帳にメモしてある借りたDVDを再度確認してみた。また、レンタルの合間に観た自分が持っているものも思い出してみた。うーん・・・重たい!というのが正直な印象。
もともと、どちらかというと“重たい”内容の映画の方が好きで、単純でスカッとする映画はごくたまに観ればいい方ではある。現実世界では単純に割り切れることは滅多にないので、無理やり割り切ったような嘘臭い映画はあまり好きではない。割り切れないなら割り切れない、結論らしきものが出ないなら出ない方がなんとなく自然でいいと私は思っている。
しかし、こう“重たい”映画を立て続けに観ていると、いささか疲れのようなものを感じてしまうのも事実だ。ちなみに、先月から今月にかけて観た主立った作品をリストアップしてみよう。あえてリンクはしないので、興味がある方は検索してください。
●殺人の追憶(韓国)
●私を離さないで(イギリス)
●それから(日本)
●39刑法第三十九条(日本)
●ハリーとトント(アメリカ)
●ヤコブへの手紙(フィンランド)
●神々と男たち(フランス)
●白いリボン(ドイツ)
●4ヶ月と3週と2日(ルーマニア)
●ダンス・ウィズ・ザ・ウルブス(アメリカ)
●八日目の蝉(日本)
●ジーンワルツ(日本)
●フリーダ(アメリカ)
●ソーシャルネットワーク(アメリカ)
●ココ・アヴァン・シャネル(フランス)
●夜と霧(フランス)
●カポーティ(アメリカ)
●存在の耐えられない軽さ(アメリカ)
●インテリア(アメリカ)
この中で比較的“重たい”とはいえないのは・・・単純に明るくスカッとしているわけではないのだが・・・「ハリーとトント」「ダンス・ウィズ・ザ・ウルブス」「ソーシャルネットワーク」「ココ・アヴァン・シャネル」くらいだろうか。あとは、いろいろ考えさせられ、「時には気分が重たくなるものばかり。アウシュビッツの惨事をドキュメントした「夜と霧」は短編映画ではあるが非常に“重たい”。
少し疲れてきたので、ここいら辺りで少し休み、落語なんぞを聞いて過すことにしようかなと思う今日このごろである。