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日々の内側
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荒川線沿いを歩く
10-0131

久しぶりにカメラを持って都内を散歩した。今日は京浜東北線「上中里駅」で下車、王子方面に歩いた後、都営荒川線に沿って「新庚申塚駅」まで4駅分を徒歩で。そこから一両編成の荒川線に乗って「大塚駅」へ。


あの辺りは久しぶりだったが、いい天気で気温もまずまず、楽しい散歩だった。このところ写真を撮っていなかったが、好みの風景に何度も出会い、やはり写真はいいなぁと思った次第。


こちらではほとんど見かけなくなった古びた平屋、操業を停めてしまったような工場、これぞアパート!といえそうな木造モルタル造りの2階屋・・・ひだまりでのんびり寝ている猫にも出会えて、いい日曜日だったと思う。


荒川線は好きな路線だ。車両の中を見回すと平均年齢の高さに驚くが、今でも周辺住民を中心によく利用されているのを感じるし、ずっと残って欲しいといつも思う。これまでは、終点の三ノ輪橋周辺と荒川遊園あたりしか行ったことがなかったが、もっと丁寧に歩いてみたいと思っている。


途中、線路の向こうにやけに立派な寺があるのに気付き、気になって立寄ってみたら、妙行寺という名で、なんとあの四谷怪談で有名なお岩さんの墓があるという。これも縁だと思ってお参りしてきた。なんでも、お岩さんという女性は実在していたらしいが、四谷怪談は鶴屋南北の創作であったそうな。夫であった伊右衛門とは仲むつまじい夫婦で、厳しい経済状態を救うべくお岩さんは奉公に出て家計を助けた、という話もあるようだ。


が、妙行寺の説明書きによると、夫との折りあいは悪く病身となったお岩さんはまもなく亡くなったが、その後田宮家(伊右衛門の家)では悪いことが立て続けに起こったため菩提寺である妙行寺で供養したとある。


それはともかく、都営荒川線と平行に走る道が「お岩通り」と命名されているのにはちょっと驚いた。怪談しか知らぬ身には、なにやら縁起が悪そうだと思われるが地元ではそのようには受け取られていないのかもしれない。


知らない土地を歩くと、おもしろいことがたくさんある。やっぱり散歩はやめられない。

| - | 19:37 | comments(0) | - |
ヒラメキ
10-0130

このところ、編み物三昧の日々が多いせいか外に出ることが少なくなっている。が、やはり外に出て人に会い、いろいろなものを見ることは、「発想」にはなくてはならないものだと実感する。


個人的な違いはあるだろう。じっと沈思黙考した方が新しいアイデアが浮かんでくる人もいるかもしれない。が、私の場合は動いていた方が格段にヒラメく。血行が良くなり脳みそが活性化するのか、仕事にしても趣味にしても、「お!」とか「あ!」とかそれなりにいいアイデアを思いつくのは決まって外にいる時である。


アイデアとまでいかないまでも、その糸口になりそうなものを感じるのも外にいる時だ。たとえば、夕暮れ時の空を電車の窓ごしに見た時。あの色、あのグラデーションは使えそうだぞ!とか。たとえば売れ残っている服地の織り方をじっと顔を近づけて見た時。この色の組み合わせは使えるぞ!とか。たとえば喫茶店の隣に居合わせた人たちの話を聞いた時。こういう人たちをターゲットにしてみたら面白そうだとか。


最近とみに物忘れがひどくなっているので、せっかく浮かんできたヒラメキを忘れてしまわないよう、メモ帳やアイデアノートを持ち歩くようにしている。覚えておいて後で・・・というのはダメだ。ヒラメいた途端に記録しておかないとすぐ忘れてしまう。


とほほな話だが、加齢とは気楽に付き合いたいのであまり深刻に考えないようにしている。

| - | 18:24 | comments(3) | - |
惜別の歌
10-0128

しばらく前、テレビを見ていたら「Nagashi 〜その名はマレンコフ」という映画?の話題が取り上げられていた。マレンコフというのは、新宿ゴールデン街で長い間「流し」をしていた人の仕事上の名前で、本名は加藤武男さんというらしい。昨年秋に82歳で亡くなったという。


番組の中で、マレンコフさんと親しかったというある俳優の方が、マレンコフさんのギターで最後に歌ったのが「惜別の歌」だったと言い、思い出を噛みしめるようにバーのカウンター席で歌っていたシーンが印象的だった。


「惜別の歌」はなつかしい歌である。


昔々、どでかいステレオを買った父が、嬉しかったのかレコードを立て続けに買ってきた。通信販売で求めたものもあり、それらはレコードが何枚かに組まれ立派な箱に入ったものだった。私が覚えているのは、クラシックの名曲集と映画音楽全集と「なつかしの・・・」(タイトル失念)という童謡や唱歌のセットだった。


その中でとくに好きだったのが「惜別の歌」「琵琶湖就航の歌」「北帰行」だった。


調べてみると、これはもともと、島崎藤村の「若菜集」に入っていた詩のひとつで題名は「高楼(たかどの)」だったらしい。それを戦地に友を送る立場の歌として焼き直され、歌声喫茶などで歌われるようになったとのことだ。私が知っている歌詞も焼き直し後のものだ。


遠き別れに 耐えかねて

この高殿に 登るかな

悲しむなかれ 我が友よ

旅の衣を ととのえよ


別れといえば 昔より

この人の世の 常なるを

流るる水を 眺むれば

夢はずかしき 涙かな


君がさやけき 目の色も

君くれないの くちびるも

君がみどりの 黒髪も

またいつま見ん この別れ


藤村の「高楼」は離れ離れになる姉と妹の対話形式の詩だったようで、すべて平仮名で表現されている。長くなるので引用しないが、今の私には藤村の詩の方がいいように思われる。


それにしても、父の好みはいったいどうなっていたのだろう。手当たり次第だったのだろうか。クラシック、タンゴ、映画音楽、ナツメロ・・・支離滅裂のようだが、その影響をかなり受けている自分を発見して苦笑いする中年の私がここにいる。

| - | 20:11 | comments(2) | - |
オバチャン・・・
10-0127

用事があって横浜に出た。東急ハンズ〜ジョイナスのMUJI〜高島屋に入っているホビーラホビーレと昼食を食べるのも忘れて回り、外に出たらもう薄暗くなっていた・・・


ご存知の方もいると思うが、ホビーラホビーレは全国展開しているハンドメイド関連のショップで、オリジナルの毛糸やリバティプリントの布、手芸キットなどが豊富に揃っている。20代のころは、確か銀座のコアビルの中に入っていて、セーターの編み図などを購入したように記憶している。


先日紹介した「手芸店カタログ」でも紹介されていて、いつ行っても欲しいものが多い。今日は毛糸やセールになっていたツイードの生地などを購入。


見ているだけでも楽しいので、いつも店内をゆっくり見ているが、今日はちょっとおかしいオバチャンを発見。まず毛糸コーナーで店員にかなり執拗に商品について質問していた。声が大きい上、店員のことを「おねーちゃん」と居酒屋に来るオヤジみたいな呼び方をするので、どうしても目立ってしまう。


あちこちかなりゆっくり見て回っていたので、オバチャンはもう帰ったと思っていたら、私のレジの隣で精算していた。どうやら展示してあるソックスを編む糸を選んでいたらしく、カゴの中には思いがけないほどいい色合いの糸が入っていた。「オバチャン、なかなかやるなぁ」と思っていたのだが・・・


店員が「6282円です」と言うと、まず千円札を7枚出し、「おねーちゃん、ちょっと待って」と 言ってがま口を取り出した。ブツブツいいながら、「一円玉ないわ、おねーちゃん」と言いながら、百円玉を投げるようにトレイの中に入れた。


店員が「では、7300円お預かり・・・」と言いかけたところで、オバチャン、バッグから商品券の束を取り出してきた。千円の商品券が10枚綴りになっている全国百貨店共通商品券で、「おねーちゃん、これ使える?」と。


使えると聞くと、「じゃ、こっちにするわ。悪いね、おねーちゃん。」と商品券をそのまま店員に渡す。店員は「おつりも出ますが、7枚いただいておつりをお渡しするということでよろしいでしょうか?」と聞いたが、「へー。おつり出るの。ふーん。じゃ、そうしてくれる、おねーちゃん。これからシーツを買うから」とわけのわからないことを言い、ついでに「シーツ売り場とこ?」と聞く。「1階上でございます」と言われ、「あ、そう。シーツ買わなくちゃいけないからね」とまたまた。


店員がおつりを用意して渡そうとすると、オバチャン、レジの近くの売り場に逆戻りして何かを熱心に見ている。店員はしばらく待っていたが、オバチャン、何かを手に取りブツブツ独言を言っている。


仕方ないので店員が近づくと、「あ!そうだ!あれある?あれ。バイアステープ!」と来た。ホビーラーホビーレは趣味性が高いものばかり置いているので、実用的なものはあまりない。が、オバチャンはそんなことおかまいなしだ。


店員がリバティプリントなど洒落たバイアステープがあるところに連れていったが、オバチャンが欲しいと思っていたバイアステープでないことは想像に難くない。「ええーっ!ないのー!ここなら絶対にあると思っていたのにー。だめだよ、置いておかなくちゃ。ズボンの裾を直す時なんかによく使うものなんだからさー、ねー、おねーちゃん」


オバチャン・・・ここはね、ズボンの裾を直すためのものまで取りそろえているような店じゃないのよ。そういうのはね、地元の商店街を探した方がいいと思うよ・・・と、心の中で言ってみたものの、たとえ誰かがそう言ったとしても、オバチャンが納得するとは思えない。


黒のバイアステープがないことをさんざん嘆いていたが、気はいい人なのかもしれない。最後は「ありがとね、おねーちゃん」などと言い、シーツ売り場を再度確認した後出ていった。最後に「また来るからさ、これ(ソックス)うまく出来たら見せにくるよ。ほら、こんなにうまく出来たよってさ。で、その時までに黒いバイアステープ入れておいた方がいいよ、ほんと、絶対いいよ」と言ったのには、笑ってしまった。


こういうオバチャンには店員だけでなく、ほとんどの人が勝てないと思う。ちょっと迷惑かもしれないが、自分の考えを信じて疑わず、言いたいことだけ言って相手が言っていることの意味を考えようともせず、だけど悪気は全くなく・・・


ああ、オバチャン・・・今度来た時に黒いバイアステープがなかったらどうするの?その時のオバチャンを見たいような、見たくないような。でも、その調子でいつまでも元気でいてね。

| - | 19:33 | comments(0) | - |
小さな企業広告
10-0126
・・・寒さがぶり返してきたが、梅はもう咲きはじめている・・・

数日前、朝日新聞夕刊の1面に掲載されている天気予報のスペース(各地の天気予報の上下)に、かわいらしい広告を発見した。タテ1cm×ヨコ5cmくらいのかわいらしさだ。青を背景に、白抜きで猫の顔のイラストが・・・


ご存知の方も多いのかもしれないが、これは「窓を考える会社」の小さな企業広告である。

調べてみると、いく種類もパターンがあるらしい。気付いたのはたぶん猫の顔だったからだと思われるが、猫でなくても気が利いた広告だと思う。


この会社のテレビCMも好きだ。猫が出て来るシリーズはさらに好きだが、出てこなくても窓

のたいせつさを頭ではなく体で感じさせてくれるような広告だと思う。企業サイトで紹介されている雑誌広告のクリエイティブ・レベルも高い。


いつだったか、たぶんコピーライターの学校に通っていた時だったと思うが、「メディア・ミックス」なる言葉を知った。様々な媒体を効果的に連動させて広告を展開すること、だと記憶しているが、「窓を考える会社」のメディア・ミックスはなかなか優秀だと思う。


広告業界のほんの端に30年近くい続けているが、今までを振り返ると販売促進よりもPRの仕事を積極的にやってきたように思う。商売は苦手なので?!だからかもしれないが、商品の広告よりも企業広告に目が向くことが多い。


たかが広告、といってしまえばそれまでだ。この不況で真っ先に縮小あるいは打ち切りを宣告される仕事である。いくらがんばっても名前が出ることはなく、黒子に徹する地味な仕事である。掲載期間が終了すればぱっと消えてしまう仕事である。


しかし、だからこそ、その限られた時間の中に自分の感性と知性を投入するのが、広告制作者の心意気なのかもしれない。だいぶくたびれてきたが、小さな企業広告に心を動かされるところを見ると、まだかろうじて端には立ち続けているような私である。

| - | 19:49 | comments(3) | - |
ネット生活への所感<なにさま!>
10-0125

今日はお得意の!?マイナス面について。タイトルを「所感」としているので、あくまでも私個人が感じていることであり、共感する方がいるかもしれない一方、反感をもつ方がいても不思議ではないと思っている。


ネット生活といっても、仕事やプライベートで調べ物をしたり、いくつかの個人サイトを見て歩くくらいしかしていない。mixiのコミュニティに入れば楽しいのかもしれないと思いつつ、まだ1つも経験していないし、近ごろはとくに誰かのブログや掲示板に書き込むことも少なくなった。


が、時にはよそのサイトで、またある時は自分のサイトで、「こいつ、なにさま!?」と思うことはある。


傍若無人というか、おこちゃまというか、品性がないというか、とにかくそういった人(人というよりも、その時の物言い)に遭遇することもある。


私は実生活でもあまり馴れ馴れしい態度は好きではないが、ネットの中ではとくにそれが気になる。好感、あるいは共感があるからこそそういった態度をとるのだろうとわかっていても、なんとなく愉快ではない。


ましてや、初対面でいきなりタメ口をきいたりしているのを見かけると、「なにさま!?」と思ってしまう。タメ口ではないが、はじめて書き込みするのに「いきなり本題」というのも、どうもなぁと思う。ご丁寧な挨拶をする必要はないが、ごく簡単な自己紹介や書き込むに至ったいきさつをかいつまんで書くくらいの気遣いは必要だと思うのだがいかが。


とくに、ブログや日記などの内容について、否定的なことを言う時はなおさら気遣いが必要だろう。感じ方や考え方は十人十色だ。違う意見があって当然だが、私が知る範囲では否定的なことを言う人は少ない。ネット上で言ってみたところで不愉快になるだけだと思っているのかもしれない。


が、時には否定的なこともたいせつだと思っているので、私自身あえて書くこともあるし、書かれても内容について腹立たしさを感じることは少ない。貴重な意見だと思うこともある。


が、感じたことをそのまま投げ捨てるように書いてバイバイ!という態度を見ると、やはり「なにさま!?」と思う。どことなく2チャンネル風味のあるこういった書き込みに対しては、まともに相手をするほど元気がないので適当にあしらうに限ると思っているが。


それにしても、ネットの世界に限らず世の中「なにさま!?」が多すぎるような気がしないでもない。穏やかな気持ちで過したとは思っているのになぁ。

| - | 23:01 | comments(0) | - |
ネット生活への所感<おかげさま>
10-0124

このブログでも、今まで何回かネットライフ上の所感を書いた。どちらかというとマイナス面の話題が多かったと思うが、今日はプラス面を(ただし、明日はマイナス面!)。


インターネットの世界においては、遠く離れた人とでも、全く見ず知らずの人とでも接することができる。ごく簡単に。これは私が子どもだったころには想像もつかないようなことで、素晴らしいと同時に恐ろしくもある。


顔を見たことも、話をしたこともない人とのコミュニケーションが、ごく簡単に行われているということに不自然さを感じることもあるし、そういった状態での関係づくりに難しさを感じることも多々ある。


一方、インターネットというメディアがなければ知りあえなかった人々といい関係づくりができるという喜ばしい面もある。知りえなかったことを知ることができた喜びはもちろんだが、人間も捨てたもんじゃないと思わせてくれる出来事は、性悪説を支持する私には一筋の光のようにも感じられる。


またショップの話になって恐縮だが、un filという小さなネットショップを昨年末開店して以来、数々の注文をいただいた上、あたたかい言葉をいくつもいただいた。そのたびに、相手に対してはもちろんだが、目に見えぬ何かにむかって感謝したい気持ちになる。「ありがとう。おかげさまで嬉しい思いをしています」と。


私が作るものは、プロのような正確さもなく、見様見まねの自己流から生まれたものばかりだ。が、作っている時は、自分なりにいいものを作ろうという気持ちをもってやっている。だから、「気に入りました」と言っていただいた時の喜びは何ものにも代え難い。報われたという思いとともに、大きな励みになっている。


実店舗をもって商売をしていれば、顧客からの反応も把握しやすい。が、顔が見えないネットショップの場合は、言葉だけが頼りなのだ。


本業をこなしながらの(あまり忙しくないが)片手間仕事だが、片手間なのは費やす時間が短いということだけにしたいと思っている。焦らず怠けず、ひとつひとつ丁寧に作っていきたい。

| - | 17:30 | comments(2) | - |
PHOTO WEEK 7・・・CAT “かわいがってくれる?”
10-0123

PHOTO WEEK猫シリーズの締めくくりは、わが家のみかん嬢で。

何度も言っているが、経験上、猫のオスはのんびり屋(ぐーたら、とも言う)、メスはしっかり者、だと思っている。メスの方が用心深く、排他的で、無駄な行動や意味不明の行動をとらない。ある意味でメスの方が猫族としての野生を残しているような気がする。

オスは野良の世界でも野性的になるのは繁殖期のみだと思えるほどだ。繁殖期以外は、メスよりも大きめな体でゆったり歩いていても、気が強いメスに怒られたらすごすご逃げていきそうな・・・

わが家のみかん嬢は、メスにしては排他的なところがなく、かつ自己主張をあまりせずに遠慮がちだ。顔はちょっと怖いけれど、膝の上に乗りたい時もまずしばらくは人間の顔色を見て、「乗ってもいいかしら?」と思っていそうな様子を見せる。写真の顔がそうなのだが、これは飼い主でないとわからないかもしれない。

甘えるのが下手で、すぐ爪を出すので(怖がりだからではなく、嬉しくて出てしまう)膝の上に乗ってもじきに下ろされてしまうのがちょっとかわいそう。でも、わが家にはなくてはならない、かわいこちゃんなのである。
| - | 18:16 | comments(0) | - |
PHOTO WEEK 6・・・CAT “ちょっと待っててー!”
10-0122

昼寝しているところに声をかけたら、「ちょっと待っててよー!」と返事が返ってきた。いつもの場所でのんびりしているところをスミマセン・・・この後、屋根を軽々と歩いて足下に。

ご存知の方もいらっしゃると思うが、この猫は元公園猫のハナちゃん。公園猫の世話をしているKさんの家に押しかけ猫となり、今では悠々自適の毎日だ。

公園時代からの顔見知りには愛想がよくて、気分がいい時はわざわざ近くまでおでましになる。
| - | 14:30 | comments(2) | - |
PHOTO WEEK 5・・・CAT “うっふーん!”
10-0121

数としてはかなり少ないが、野良猫の中にも稀に人懐こい猫がいる。目が合うとスタスタスターと近寄ってきて、写真を撮ろうとしてもすでに足下にいて撮れない、なんていう幸運もごく稀にある。

そういう猫は、以前飼い猫として可愛がられていたか、野良として生まれたけれど、親切に面倒を見てくれる人がいるとしか思えない。あまりに警戒心がなさそうに見えると、かえって心配になってくるのだが、先方はそんなことおかまいなしにスリスリ、ゴロゴロを繰り返す。

空腹で食べ物をもらいたいがための行動であることもある。が、そんな様子もなく、ただひたすら人間とのコミュニケーションをとりたいと思っているとしか思えないこともある。

そんな猫に出会うと、悪い了見を持った人間に遭遇せず、元気で暮らしていってほしいと心から思う。そして、「また会おうね」と約束してほしくなる。

写真は、以前にもこのブログに登場したサビ猫さん。愛想よしの器量よし。
| - | 03:51 | comments(2) | - |
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