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日々の内側
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猛々しさへの愛着
08-0630

定期的に巡回するサイトでタチアオイの写真を見た。いささか思い入れがある花だけに思うところもいろいろ。

毎年花が咲くと写真を撮っていたが、今年は「タチアオイを撮るぞ!」と出かけることもなく、6月が終わろうとしている。

タチアオイは6月になるかならぬかのころ咲き始め、ちょうど私が誕生日を迎えるころ満開になる。若いころは、この花(というより全体)の猛々しさがなんとも野暮ったく、大き過ぎる花も花笠につける造花みたいであまり好きではなかった。が、年齢を重ねるに従って、この植物の猛々しさ、無邪気さ、大らかさが好きになり、この花を見かけると嬉しくなる。

北海道の一部では、この花を「コケコッコ花」と呼ぶ、と解説しているサイトもある。花を顔につけて、ニワトリの真似をするという遊びがあったらしい。亡父がこの花を見て「コケコッコ」と言ったのを思い出す。それも、思い入れる理由のひとつだ。

もうひとつの理由は、以前にも書いたが伊東静雄の「水中花」という詩に限りない愛着を持っているということか。
遂ひ逢はざりし人の面影
一茎の葵の花の前に立て。

静雄の葵はタチアオイではなく、葵のような水中花のことなのかもしれない。しかし、私はこの詩を読む度にタチアオイが群生している風景を思い浮かべ、その中の一茎の白いタチアオイに寄りそう影を見るのだ。

猛々しいといえば、今日は用事を済ませに出かけた帰りに、近所の空き地でヨウシュヤマゴボウを収穫してきた。

これは雑草とも呼べそうなくらい逞しく、邪魔に思う人もあるのではないかと思われる。が、よく見ると上等な洋菓子の飾りになりそうな花、赤紫色の実を含めすべてが好きで、空き地などで見かけるといただいて帰ってくる。

野草、とくに雑草と呼ばれる植物たちの猛々しさは、命の息吹そのもののような気がしてひたすら愛おしい。

*新しいボディに90mmマクロをつけて試し撮り。
*20Dとの違いは・・・ビミョー(^.^;)
*たぶん、プリントすればはっきりわかるのだろうが。
*画角が違いのは当たり前
*全く同じかというと、やはり違う。どう違うかはビミョー(^.^;)
*強いて言えば、写真の奥行きが深くなったような感じかな?
*もう少し撮ってみないとわからないな。
*明日はカメラの修理にでも行くかな。
*そうそう。iTuneのCMに使われている曲、いいですね。
*Coolplayの「Viva La Vida」早速ダウンロード!
*アルバム、買っちゃおうかなー
| - | 20:08 | comments(2) | - |
街のにおい
08-0629
・・・最もヨコスカらしい風景って、こんな感じかな?・・・

昨日は時間が遅いこともあり、写真のみさっさとアップするというテイタラクで失礼。

天気がなんとか持ちそうだったので、急遽横須賀に行ってきた。こういうこともあろうかと仕事は前夜済ませていたので心置きなく散歩することができてよかった、よかった。

横須賀に行ったのは何年ぶりだろう。前回行った時に撮ったアパートの写真を見るとデジカメではないので、かれこれ3年以上行っていないことになる。前よりも広範囲に歩いたこともあり、横須賀という街の魅力に触れたような気がしている。

横浜がかつての横浜らしさを失いつつある現在、横須賀はいまだに横須賀らしさを保っているように思う。徐々に薄れてきてはいるものの、まだその独特の雰囲気は濃厚だ。

決して美しいとはいえない街だが、街の中に漂うにおいがある。無味無臭をよしとする都会人にはいささか抵抗があるかもしれないが、気配を感じさせる写真を撮りたいと思う私にとって、それは大きな魅力だ。

食べ物を調理するにおい。食材から発せられるにおいだけでなく、脂のにおい、スパイスのにおいなどが混ざった複雑なにおいだ。食べ物が腐りつつあるにおい。すえたような、浮浪者から発せられるような悪臭。すれ違う黒人たちの微かな体臭。派手に装った
女の子だちから流れてくる安い化粧品のにおい。たばこのにおい。

「香り」と表現できるようなにおいはどこにも見当たらなかった。そこがいかにも横須賀らしく、私自身は満足している。

また、前回は感じなかったことがひとつ。横須賀の象徴のひとつである記念艦「三笠」を見に三笠公園まで行ったのだが、以前はただその大きさに圧倒されるのみだったのに、今回はなんとなくいやーなものを感じた。

「三笠」は、東郷平八郎司令官率いる連合艦隊とともに日露戦争の日本海海戦を戦い、圧倒的な勝利を収めた(と書いてある)軍艦。大正15年にはすでに現在の地に記念艦として保存されたとある。が、公式サイトの説明や現地の説明にある「民族の誇りと自信の象徴」あたりに私は抵抗を感じる。

40口径30cmの主砲4門(大砲の数え方は「門」だそうな)、40口径15cmの副砲14門を供えた船体はまさしく破壊するためのどでかい道具だ。特に船体側面から突き出て連なる副砲は見ているだけでちょっと怖い。

私は乗り物を見るのが好きで、メカ音痴のメカ好きだが、戦闘機、戦車、軍艦などには全く興味を持てない。破壊という明確な目的に大きな抵抗感を感じるからだろう。三笠公園の売店では小さな軍艦旗やZ旗が売られているが、それを買っていく心理もよくわからない。

ともあれ今朝、Walkin'の方に写真をアップした。24mmの画角でとらえた街の風景から、においを感じとっていただければ嬉しい。

*これっきり、これっきり、もうこれっきりですかー
*やっぱりヨコスカといえばこの曲?
*海軍カレーは一度食べて懲りたので食べなかった。
*夜はM街のEさんと久しぶりに会ってお話を。
*好きなことを仕事にして、思う存分夢中になるってすばらしい!
*仕事に情熱を持つって、とてもたいせつなことなんだなぁ、と。
*おそろいのレンズから今後どのような写真が生まれるのか楽しみです。
*今日は天気もこんな(終日雨)なので、ゆっくりお篭りー
*昨日の「美の巨人たち」は甲斐庄楠音だった。
*気付かずにいたので録画しそこねた(T_T)
*うわーん。滅多に取り上げられないのになぁ。
| - | 20:28 | comments(5) | - |
ヨコスカ
08-0628-2

急に思い立って横須賀まで行ってきた。その後、ネットで知りあった方と地元で飲んで・・・ということで、詳細は明日に!
| - | 23:58 | comments(0) | - |
ちょっとしたモノの、ちょっと気になること 2
08-0628

まだまだあった気になること。それは、洋服のタグ。とくにTシャツなど素肌に身に着けることが多い洋服のタグが気になる。

首の後ろについているブランド名などのタグと、脇についている素材表示のタグ、材質にもよるががさがさしていて気になることこの上ない。だったら取ればいいじゃないかと思うだろうが、これがまたけっこうしっかり縫い付けられていて取りにくいものが多いのだ。

よく切れる、先がとがったハサミで慎重に取ろうとするが、丁寧に二重に縫い付けられているものもあり、下手をすると本体まで切ってしまいそう(不器用だから?)。癇癪を起こして手荒く引っ張ろうものなら、破れてしまいそう。

だからといって、糸を切るのを諦め、ぎりぎりのところでタグの布部分だけ切り取るとガサガサ感が残る。

脇の素材表示などは簡単に二ヶ所くらい留めてあるくらいでいいと思うのだが・・・綿100%のTシャツなんて洗濯機でザブザブ洗う場合が多いんだから。でなければ肌に触れても違和感のない素材にして欲しいものだと思う。

同様に、スカーフ類のタグも取りにくいものが多い。荒めに織られた素材のものなど、ちょっとしたことで引きつったり破れたりするので、巻物好きの私としては、けっこうこれが困る。こんなことで癇癪を起こすのも情けないが、ガサガサ、チクチクするのは
どうにも気持ち悪く腹立たしい。キーーーーーッ!

*今日は暑い日に逆戻り。
*寒い日の翌日は用心して厚着になりがち。暑かった・・・(^.^;)
*風が気持ちよくて、海辺や川原に行きたくなった。
*昼に行ったスタジオ付近(水天宮)のカレー屋のチキンカレーがおいしい。
*ナンの出来が今一つだった。惜しい!
*明日はお約束の仕事。昨日遊んじゃったし。
*時間があったらカメラを修理に出そうと思ったんだけど・・・
*修理窓口が土日休みだ。なんと!土曜日くらいやってもいいのになぁ。
| - | 19:45 | comments(4) | - |
武骨な 律義な この力あるもの
08-0627

するべき仕事を後回しにして、以前から行きたいと思っていた鉄道博物館に行ってきた。平日なのにかなりの人出で、これが土日だったらと思うと週末に仕事をずらせ今日行ったことは正しい選択だったと思う。

鉄道マニアなどではないし、知識もほとんどない。が、旅行をするなら車よりも鉄道がいいという思いが年々強くなるばかりである。それも、新幹線などスピード重視のものよりも、その速さを、その力を自分の体で実感できるような、小さな鉄道に心惹かれる。

博物館1階のヒストリーゾーンでも、黒々とした蒸気機関車に圧倒的な存在感を感じた。チョコレート色のED4010やEF5889なども素朴ながら乗り物としてのデザインがいいと思ったが、やはり蒸気機関車の存在は特別である。

「より速く、より快適に」を追求した新幹線や特急などよりも、それまで歩くしかなかった土地を切り開きながら力ずくで走ることを課せられた蒸気機関車に引かれるのは何故だろう。

答えを出しあぐねていたところ、2階に展示されているステンドグラス(山本容子作)に添えられた谷川俊太郎の詩が目に入った。この詩の中に答えがありそうな気がしている。
〜過ぎゆくもの SL挽歌〜

何の合図だろう
のろしのように一条の煙は地平にあがり
かすかなリズムは
私の胸の鼓動そのままに
大地を伝わってくる

くる
近づいてくる
まっすぐに
一筋に
私に向かってくる

まるで予感そのもののように
ときめきに満ち
しかもすでに思い出のかたちして
武骨な
律義な
この力あるもの
何かしら限りなく一生懸命なもの

悲しみをひきずり怒りを押し
歓びを叫び愛と憎しみをのせ

それがひとつの時代の歌を歌う
歌いながら過ぎる
過ぎ去る

そして春の野に
ゆっくり戻ってくるこの静寂


*それにしても今日は寒かったー ぶるぶるー
*おなかが痛くなってきちゃいましたよ。冷えて。
*博物館のミュージアムショップはすごい混みよう。
*おばちゃん連の迫力に圧倒されて早々に退散・・・
*ひとつひとつをもっとゆっくり見たら、もっと面白そう。
*夕食はバイト料が入った息子のおごりで焼き肉。ごちそうさまー
*おごることができるようになったのね。がんばれよ!
| - | 21:45 | comments(4) | - |
ちょっとしたモノの、ちょっと気になること
08-625
・・・外国の風景のように見えなくもない、と思うのだがいかに?・・・

ポテトチップスでもハムでも豆腐でも何でもいいのだが、食品のパッケージが開けにくいと思ったことはないだろうか。

端の方に小さな切れ込みが入れてあり、そこから開けるようなもの。ちょっとめくれば開けられるようになっているもの。「どこからでも開けられます」と表記されているものもある。

ハサミを出すまでもなく簡単に開けられるものと思っていたら大間違い。いくら力を入れても一向に開けられないものがけっこうある。私が不器用なだけだろうか。

あるいは価格シール。一度で使いきってしまうものは別にいいのだが、保存して何度か使うものの価格シールはできるなら剥がしたい。食品でなければなおのこと、価格シールをつけたまま使っている人の方が少ないだろう。が、これがなかなかきれいに剥がれない。

宅配便の伝票も非常に剥がしにくい。個人情報なので包装用紙やダンボールを捨てる時には伝票を剥がすのだが、爪を立てて思い切り引っ張らないと剥がせない。

簡単に開けられる、剥がせるというのは、最終的に使う人にとってはありがたいももだ。が、流通の過程で様々なリスクを負うことになるのだろう。破損して商品にならない、取り扱いに気を使わねばならない、異物を混入されてしまう恐れがある・・・確かにその通りだと思う。

が、それならそれで開けやすくて取り扱いしやすいような工夫はできないものか、と勝手な消費者(私)は思う。ハイテクの時代なんだから、ちょっとした日用品にももっときめ細かい配慮をしてほしい。それに費用がかかるのであれば、つまらないコマーシャルなどに金を使わずそちらに回したらいいのに・・・と曲がりなりにも広告業界に身を置く人間にあるまじきことまで考えてしまう。

最初からハサミを使えばいいって?まあ、その通りなのだが。でも、なんとか手で開けようと思ってしまうのよ。とほほ。

*価格シール、剥がしやすいものは単価が高いと聞いたことあり。
*確かに百貨店のシールは剥がしやすくスーパーのは剥がしにくいような。
*お天気も今日までか?でも週末はまたよくなるらしい。
*明日は遊びに行きたいんだけどなー(遊んでばっかり)
*そうすると土日のどちらかは仕事しなくちゃだなー
*土日はどこも混むからその方がいいかなー
| - | 19:24 | comments(7) | - |
Don't Stop Me Now
08-0624

今日資料が届く予定だった仕事がいきなり一ヶ月延期の連絡。ちょっと気抜けしたが、これ幸いと新調したカメラの試し撮りに出かけた。

広角レンズの本領を知るには建造物があるところや広々としたところがいいと思い、あれこれ候補地をピックアップ。横浜の大桟橋あたりに行くことにした。みなとみらい線の「元町・中華街」駅で降りて山下公園〜大桟橋〜赤レンガと撮り歩く。お天気は良過ぎるほどでもうちょっと翳ってほしかったが、風が気持ちいい。

大桟橋に行くのは本当に久しぶり。20代のころ、クイーンエリザベスが来たというので行った記憶があるのだが、今の「横浜大さん橋国際客船ターミナル」には行った事がない。2002年竣工ということで、昔の記憶とは全く異なる個性的な施設になっていた。

ウッドデッキの屋上は複雑なスロープが組み合わされているような設計で「くじらのせなか」と呼ばれているらしい。昼近かったせいか、弁当を食べる人やランニングをする人がちらほらいるだけで、ゆっくり堪能することができた。

遅めの昼食を通りすがりのカフェで食べ(美味しかった!)、ゆるゆると赤レンガへ。ここは何度か行っており、本当なら夕方近くに行きたいところなのだが建造物としては横浜で一番好きかもしれない。今の赤レンガが好きというよりも、かつての荒涼とした赤レンガに対する思い入れがとても強いからだと思う。

デイパックを背負ってできるだけ荷物を少なくしたつもりだが、帰るころには肩凝り。歩きながら撮るというスタイルなので、右手でカメラをつかんだまま持ち歩くことも多いせいか帰宅したら右腕がだるい。この細腕に1.4キロは大きな負担だぞー!なぁんて言わずに筋力を鍛えなければ。

疲れてきた時助かるのが威勢のいい音楽だ。今日はnanoをお伴に連れて行ったのでアップテンポの曲に励まされた。中でもQUEENの「Don't Stop Me Now」を聞くといつも元気が出る。歩調も軽くリズミカルになってくるような気がする。しばらくはこの曲を聴きながら、写真三昧といこうかな。

*帽子をかぶっていったけど、風が強くて。
*それに写真を撮る時邪魔なのよね・・・
*今日はランドマークの方までは足を伸ばさずおとなしく帰ってきた。
*港の中で見たいところはけっこうあるが・・・
*見たいと思うところはたいてい立入り禁止区域なんだなぁ。
Walkin'、更新
| - | 20:51 | comments(2) | - |
そろそろ本腰?
08-0623

今年の10月がくると丸3年使っていることになるカメラ(CANON EOS20D)の調子が悪い。撮れないわけではないのだが、シャッターを押すと連写モードでもないのに3カットくらい連写することが多くなってきた。騙し騙し使っていたが、連写になる頻度が高くなり、もう限界近し。そろそろ修理に出さねばと思っている。

修理に出すのはいいのだが、どれくらい時間がかかるのか皆目見当がつかない。写真を撮りに行くことがあまりなくても、なんだか自分のそばにカメラがないと不安(^.^;) できればもう一台ボディが欲しいなぁとは1年以上思い続けていたが、なかなか踏み切れずにいた。

写真の先輩である家人からは、以前から本気で写真を撮るならボディ2台は必須、と言われていた。必須といってもねぇ。おおそうか!とほいほい買える価格ではない。しかも、デジタルは壊れやすいような気がするし・・・フィルムのカメラも欲しいし・・・と考えが右往左往していた。

が、もうカメラの方は本当に限界近く、フィルムに戻る気持ちも今一つ盛り上がらず。仕方ない飛び降りるか、舞台から。ということでボディを1台新調した。

今度のカメラは等倍で撮れるのでお気に入りの24mmの本領を味わうことができそうで、それが一番の楽しみかもしれない。先ほど装着してファインダーを除いてみたら、等倍と1.6倍の画角の違いは想像以上に大きかった。広角レンズの楽しさを思う存分堪能したいと思っている。

来年あたり、懐具合が許せば明るい標準レンズが欲しい。望遠やズームには今のところ興味がないし、しばらくはカメラ関係に金を使えそうもないので、24mmと90mmマクロを引き続き愛用することになるだろう。24mmも20Dに付ければ標準に近くなるのでレンズ欲!はおさえることができるだろう。

夏の暑さは苦手だが、うだるような暑さの中でなければ撮れない写真があると思う。梅雨が明けたら、本腰を入れて撮り歩こうかな。

*それにしても重い。本体だけで810gあるもんねぇ。
*24mmのレンズが550gなので、装着すると1.4キロ!
*まずは重さになれることからかな。
*ヨド○シで買ったのだが、ネットショップの方が安い価格だった。
*値段を確かめてから買いに行ってよかったー
*横浜に出たのでギネスが飲みたくなり(行くと飲むので)ライオンへ。
*なーんと今日はギネスのディスペンサー?の定期清浄とかで飲めず(T_T)
*しかたなくヱビスをジョッキで!
*今日は奇跡的?に雨が上がってよかった、よかった。
*てるてる坊主に鈴をつけてやらなくちゃ。
ブツログ、更新
| - | 20:54 | comments(2) | - |
小さな宝石〜木版画の蔵書票〜
08-0622

ネットで知りあったMさんにお会いするため、はじめて行く府中方面に出かけた。生憎の天気だったが、行き先が美術館なので問題なし。府中市美術館で開催されている「ゆかいな木版画〜その、柔らかな微笑み」を見てきた。

版画というジャンルはほとんど知らず、有名どころの作品を少し見てきたに過ぎない。が、今回の展覧会は今まで気付くことがなかった版画の魅力を知ることができ、収穫が多いものであった。誘われなければ行かなかったと思うので、Mさんに感謝!

「ゆかいな木版画」展は、竹久夢二にはじまる総勢32名の作品展である。もしこれが油絵などだったら、これだけ多数の作家の作品を一度に見たらちょっと疲れてしまうのだが、軽妙な版画ならではだろうか、疲れることなく最後まで楽しむことができた。

中でも目を見張ったのは蔵書票の数々。その小さな世界の限りない広がりは、木版画の魅力を凝縮させたような魅力的な世界だ。愛らしいと同時に完成度が高いデザインは、まるで小さな宝石のようだと思った。作者不詳のポチ袋のデザインも、非常にモダンで
水準が高い。今どき街で見かけるポスターなどよりよっぽど新鮮で洗練されていると思う。

川上澄生という版画家を知ることができたのも大きな収穫のひとつ。ユーモラスでありながらしっかりした構図の作風は人間的な温かみに溢れている。横浜出身の方らしいが、「川上澄生美術館」は栃木県鹿沼にあるようだ。ちょっと遠いがぜひ行ってみたい
美術館である。

展覧会は6月29日までと終了間近だが、版画やデザインに興味のある方にはぜひおすすめしたい。美術館は都立府中の森公園内にあり、広々とした公園の緑も美しい。

*Mさんのご子息K君にも会えた。
*男の子のシャイさ加減がとてもかわいかったー!
*今回はあまり話ができなかったけど、また会いたいなぁ・・・
*もう少し雨が弱かったらねー
*でも、雨に濡れる公園の緑は本当にきれいで、気持ちよかった。
*明日もこんな天気かしら。
*一拍ツーリングを企画している家人がヤキモキしている。
*てるてる坊主でも作ってやるか!(^.^;)
| - | 22:05 | comments(0) | - |
写真を選ぶ時
08-0621

少し前のことになるが、ほぼ同じ時期にお二人の方から私の写真について似たようなコメントをいただいた。

散歩写真をアップしているサイト(Walkin')についてで、私の写真は飽きることなく最後まで見られる、というありがたいコメントで、たいしたことはないにしてもある程度気を使って写真を選んでいる身としては非常に嬉しいコメントでもあった。

そもそも自分自身が飽きっぽい性質だからということもある。似たような写真を立て続けに見せられる(自分が好んで見続けているわけだが)というのはあまり好きではない。撮った人がその対象に思い入れを持っていることは、わかる。

が、その思い入れを知らされたとて「だから、どうなの?」と思ってしまうこともある。

写真を撮って人に見せるということ自体、自己満足の世界なのかもしれない。が、人様に見せる以上、自己満足にも節操というものが必要だと思う。その節操をどうとらえるかはそれぞれだろうが、私の場合、自分の思い入れはひとまず置いておいて見る人を飽きさせない、ということになろうか。

今日は雨が止んだのを見極めて、近所の写真を撮りに行った。雨上がりの紫陽花はとてもきれいだ。この花は本当に自分が最も美しく見える時季を知っていると思う。当然紫陽花の写真が多くなる。とても好きな花なので、ほんのわずか位置をずらしただけの写真もけっこう撮った。が、それらをすべて見せる気はもちろんないし、写真としては好きだが同じようなものが多くなりそうな時はあえて割愛している。

偉そうなことを書いているが、もちろん例外はある。アップしようかしばし悩んだ揚げ句、自分の思い入れを優先することも稀だがないことはない。そんな時は、むふふ・・・と笑って許していただきたい。

*昼間はなんとか降らなかったけど・・・また降り出しましたね。
*降り出しに戻る、なんちって(^.^;)
*明日は以前から会いたいと思っていた方と待ち合わせ。
*ワクワクするんだなぁ、こういうのって。
*天気は今一つだけど、これを機会にっていうやつですな。
Walkin'、更新
| - | 17:39 | comments(3) | - |
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