2008.02.28 Thursday
古い建物はなんでこんなにいいのだろう
・・・何も言うことはありません。シビレます・・・
昨日も書いたが、秩父で最も印象深かったのが「ちちぶ銘仙館」だった。サイトをご覧になった方もいらっしゃるかもしれないが、一応紹介しておこうと思う。
サイトおよび現地の案内板によると、現在の「ちちぶ銘仙館」は昭和五年、秩父絹織物同業組合(現秩父織物商工組合)が、秩父地域の繊維産業の向上・振興を目的に建築し埼玉県秩父工業試験場を誘致したものだ。
その後平成13年まで実働し大きな役割を果たしたが、県内工業試験場の再編・統合により廃止が決まる。土地と建物は秩父市に譲渡された。
本館はアメリカ人建築家ライトが考案した大谷石積みの外装。昭和初期に特徴的な装飾が施され、三角屋根の工場棟や渡り廊下を含め建築的な価値が大きいとして平成13年に国の登録有形文化財に指定された。建築当時の面影を残した改修を行い、翌平成14年秩父織物、銘仙など歴史的に貴重な資料の展示、伝統的な技術の伝承を目的とする施設「ちちぶ銘仙館」として生まれ変わった。
まず外観に見とれ、入り口ドアの意匠に見とれ、応接室の窓にほだされ、渡り廊下にノックアウトされ・・・室内の様々なところに、主張しすぎることはないが現代の建築では不可能に近いと思われる趣、優れたデザイン性がうかがえる。
古い建物は、なぜこんなにいいのだろう。そこに時間が滔々と流れているからだろうか。そこで生きた人々の面影がひっそり息づいているからだろうか。
そういえば、最後の取材先であるホテルから駅に向かう車の中から見た、昔の秩父セメント工場もなかなかのものだった。新しい工場ができて現在古い法は地場産業センターの背後にひっそりとたたずんでいる。
使われなくなった建築物の常として、うら寂しいような、なにか霊的なものが残っているような、どこかすさまじさを感じる雰囲気を漂わせていた。仕事で行ったのでなければ、ひたひたと近寄っていきたかった。
*ひたひたと近寄る私も怪しいかも・・・
*久しぶりに「工場萌え」を出してきて見ちゃった。
*やっぱり工場を見るとドキドキするー こういうのを“萌え”っていうのか。
*ああ、今日は(も)慌ただしかった。
*こういう時にセールスの電話がかかってくると超感じ悪い人になっちゃうね。
*さて、明日は名栗、越生。明後日は長瀞方面に行く。
*泊まりになるので、今月の日記は今日が最後かな?
*今度は何か買って帰りたい。少しはお金を落として帰らなくちゃ。
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