・・・2階の玄関先で、ひそかにチューする憎いお二人さん・・・
少し前の話になるが、先日新宿に出たときに念願の「
THE BIG ISSUE」を入手した。以前から買いたいと思ってはいたのだが、どういうわけか売っているところを見かけない。
巻末の販売場所を見ると都内ならけっこういろいろな街角で販売しているように・・・販売していた人の感じも非常によく、内容もなかなか濃い。これからも積極的に買っていこうと思っている。
ともあれ、今回入手した83号で非常に気になったのがウズベキスタンのコットンに関する記事。10億ドル産業と言われているかの国の綿花栽培が、深刻な児童労働や環境破壊をもたらしている、というものだ。
記事によると、1991年のソ連解体により独立したウズベキスタンでは、独立当初から未だに政権を握っている大統領の独裁状態にあるらしい。
国民の3分の1が強制的に綿花栽培に従事させられ、収穫期にの3ヶ月は学校も休校、子どもたちはノルマを課せられて厳しい労働を強いられているというのだ。
子供たちは有毒な農薬が入ったボトルを渡され散布を命じられる。かなり強い農薬なのだろうか、散布時にやけどをしたり、一時的に失明したりする子どもたちもいるという。空気中に残る農薬は大人の健康をも脅かし、ウズベキスタン人の死因の半分が空気中に残る殺虫剤や肥料の成分を吸い込んだことによる呼吸器疾患によるものであるというEJF(Environmental Justice Foundation:環境公正基金・・・ロンドンに本部を置く国際環境NGO)の報告もある。
また、環境への悪影響もかなりひどい状況にあるらしい。ウズベキスタンのカザフスタンにまたがるアラル海は、かつて世界で4番目に大きな湖だったが、綿花栽培の潅漑により湖面積はかつての15%にまで減少。24種の生物が絶滅し、生計を失った漁民は経済難民になっているという。
うーん。コットンといえば一番身に付けることが多い繊維なのではないだろうか。とくに素肌が触れる肌着やTシャツはコットンに限るという人も多いことだろう。私も年々化繊離れしており、冬以外はほとんどコットン製のものを着ているし、Tシャツはなくてはならぬ存在である。
自分が着ているものが、かの国で栽培されたコットン製でないとはいえない。これからは、やさしい肌ざわりを単純に楽しむことができなくなるかもしれないなぁ。
世界屈指のTシャツメーカーであるコンチネンタル・クロージングを率いるフィリップ・チャールズ氏が、現在ウズベキスタン産のコットンをボイコットする活動を展開しているようだ。
また、EJFのジュリエット・ウイリアムズ氏は、消費者が着ているものの素材がどこで生産されたかの情報を得られるようになれば事態は変ると考えているとのことだ。しかし、現実的にはアパレルメーカーに対して産地証明書を出すように求めても、自社が使っているコットンがどこで生産されたのか把握していないメーカーが少なくないという。
食べ物の産地に対する意識はかなり変ってきていると思う。が、私たちの生活にかかわるのは食べ物だけではない。自分たちのためだけでなく、生産している人々のことを慮ることも大切なことだとつくづく感じた。
とりあえず・・・で申し訳ないが、値段が少々張ってもオーガニックのコットンが使われているものを選ぶところからはじめてみようか。
*次号(12月1日発売)は、オノ・ヨーコのインタビュー。
*買い忘れないようにしなくちゃ。
*スタイリストが使っていて便利そうなので、ハンガースチーマーを購入。
*メイクさんが持っていたハンドクリームもよさそうだ。
*あまり毛糸で帽子を編むことにした。さらに余ったらリストバンド?
*仕事もちょっと一段落かな。
*どんどん出かけよう!風邪ひかないようにしなくちゃ。
*家の中のこともしなくちゃいけないんだけど。
*バラの植え替えも、今のうちなら楽なんだけど。
*そうだそうだ。今日カラスウリを4つもゲットしちゃった。
*近くのアパートの入り口付近の植え込みの中にあった。
*独身男性が住むようなアパートだったし、遠慮なくいただいてきた。
*どうして私って実の類いに弱いんだろうなぁ(^.^;)