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長岡の花火

17-0803.jpg

・・・葉山・森戸海岸。右奥に見えるのは江ノ島。ずいぶん行っていないなぁ・・・

 

昨夜お茶でも飲もうかとリビングに上がっていった時、テレビで花火大会の実況をやっていた。花火か・・・特別見に行きたいとは思わないけれど、長岡の花火だけは死ぬまでに一度は見に行ってみたいのよね、なぁんて言いながら見ていたら、その実況が長岡の花火大会のものだった。やっぱりいいなぁ、でも花火大会の日は毎年8月2日、3日と決まっているから、数年先まで宿はいっぱいだろうなぁ、などと思いながら、しばし画面の中の花火を楽しんだ。

私は長岡の花火に憧れるようになったきっかけは、以前にも記事にした映画「この空の花」を観たこと。劇中劇を盛り込み、長岡の花火が戦没者の供養からはじまったことや、花火に込められた平和への祈りに感動した。

長岡の花火は8月1日〜3日に開催される長岡まつりの主役である。この8月1日という日は長岡が大空襲を受けた日だ。昭和20年8月1日、午後10時30分から1時間40分にわたって市街地が爆撃され、1486人の人が亡くなった。その1年後、長岡復興際が開催され、そのまた翌年から花火が打ち上げられるようになった。今でも花火大会の前夜祭にあたる1日の午後10時半ころ、戦没者を慰霊するための白い花火が打ち上げられるそうだ。

夏になると全国各地で花火大会が催され、若者たちが着馴れない浴衣なんぞを着ていそいそと出掛ける。地方ではもっと地域に根ざしたイベントなのかもしれないが、私の回りで行われている花火大会は真夏の夜の夢を楽しむエンターテイメントといった印象だ。ただひたすら花火の美しさを楽しむことも悪くはない。が、もはやこの年齢になるとそういった花火は遠花火で見るくらいでいい。実際、私が今いる部屋の窓からも、毎年ほんの少しだがどこかでやっている花火が見える。武蔵小杉に次々と建設された高層マンションが邪魔ではあるが、突然目の前に現れる花火を束の間楽しんでいる。

昨日の実況では、「天地人花火」と題された花火が特別見事だった。最初から最後まで見たわけではないが(たぶん私が見たのは後半の一部分)、なかなかの見ごたえで現地で見たらさぞかし素晴らしかったのだろうと思う。今日はそれと同じ時間に「この空の花」と題された花火が打ち上げられるようだ。以前動画で見た復興祈願花火フェニックスも実に見事だったし、正三尺玉3連発&ナイアガラというのも余韻があってよさそうだ。

とまあ、このように書いているとエンターテイメントとしての花火を私だって十分楽しんでいるのかもしれないと思われるかもしれない。まあ、そうなのかもしれない。が、私は花火をずっと見ているうちに、地上から空に打ち上げられ、ぱっと開く直前にふっと消えるその姿を見ていると、地上から空へ登っていく「魂」のように見えることがあって、そう思いはじめて見続けるとなんだか涙が出てくるのである。それは人間の「魂」というよりも、かつてこの世にいた命あるものすべての「魂」。人知れず消えていったいのちの「魂」。それらが勢いよく上り、花開き、消えていく・・・私が見たいのはそんな光景なのかもしれない。

映画館で見て、その後レンタルで借りたこともあったがもう一度「この空の花」を見ようと思う。検索すれば動画もいろいろありそうだ。

●「長岡まつりの起源と長岡花火にこめられた思い」は、こちら

●今年の「天地人花火」は、こちら

●今年の「フェニックス」は、こちら

●去年の「この空の花」は、こちら

| - | 09:13 | comments(0) | - |









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