CALENDAR
Sun Mon Tue Wed Thu Fri Sat
1234567
891011121314
15161718192021
22232425262728
2930     
<< April 2018 >>
SELECTED ENTRIES
RECENT COMMENTS
ARCHIVES
MOBILE
qrcode
LINKS
PROFILE
OTHERS

Interior

日々の内側
copyright sumigon all rights reserved
猫都の国宝展

18-0414-1.jpg

昨日出かけた銀座のお次ぎは目黒は雅叙園。雅叙園といえば「百段階段」。そこで現在開催されている「猫都(ニャンと)の国宝展」を見に行ってきた。きもの友だちであり猫飼い2年目の友人からの誘いにホイホイ乗り、中学校時代の同窓生4人が集合。

「百段階段」では様々なイベントが開催されており、私も以前一度だけ行ったことがある。が、雅叙園そのものの雰囲気が豪華すぎて(内装などがやたらと装飾的)私の好みとはちょっと違うこともあり、誘われなければ行かなかったかもしれない。が、結果的に行ってよかった。さすがに選ばれた展示品のレベルは高く、猫関連の作品展示としては出色なのではないかと思う。

まずは、猫神様を多く作っていらっしゃる、もりわじんさんの巨大猫が登場。神秘的な表情とスケール感を堪能した。猫好き浮世絵師・歌川国芳をオマージュした作品や、「国宝展」らしく琳派の作品にころっと猫が入り込んだ作品もあり・・・猫好き一同は目をきらきらさせて百段を巡ったのである。

個人的には石渡いくよさんという方の造詣がとても気に入った。琵琶を弾く「猫又奏者」など欲しいくらいだ。調べてみると底抜けに明るくかわいい作品も数多く創っていらっしゃるようだが、私はちょっと不気味な作品がこの方の本領だと思う。「人情猫絵巻」という作品集も出ているようで、Amazonに掲載されているものの中の「おりく」と「勇次」(必殺シリーズの山田五十鈴さんと中条きよしさん)がなかなかいい。

そのほか、猫好き作家として有名な大佛次郎が愛用していた「猫あんか(手あぶり猫)」や写真、作家と猫を組み合わせた造詣作品、羊毛フェルトで作られた猫のかぶりもの(?)など多彩な展示が楽しかった。

猫ブームもすでにブームではないという感がある。必ずしも歓迎ばかりしていられないとは思うが、いい企画の展示は猫好きにとってはありがたい。今月26日からはじまる「ねこ画展」(東京ドームシティ)にも興味あり。好きな作家である高原鉄男さんの作品も展示されるらしいので機会をみつけて行ってみたい。とりあえず会場から持ち帰った情報誌「猫町ぽけっと」を定期購読してみるかな。

18-0414-3.jpg

18-0414-2.jpg

| - | 06:14 | comments(0) | - |
SPONSORED LINKS