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ついていけるか、いけないか。

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何をするにしても機械を使わなければならない時代になった。パソコンしかりスマホしかり、家電だって立派な機械だし、銀行や郵便局のATMだって機械だし・・・映画を観るのも今やシネコンなどでは「自動発券機」を使わねばならなかったりするし。パスモを持ってからというもの駅の自動券売機を使わなくなり、たまーに使う必要があると(パスモ忘れたなど)しばし機械の前で戸惑ったりする。

先日、シンポジウムの予約をする時も少しまごついてしまった。WEBサイトで予約し参加代金をカード決済するところまでは何ということもなかったのだが、受付で予約をした旨伝える手段がスマートフォンのアプリを使うというものだった。

まずアプリをダウンロードし、ログインし、チケットページを探して予約した証拠のGRコードを確認する。それだけのことなのだが、内心「うひゃー面倒だなー」と思ってしまった。電話で名前を伝えて当日受付で手続き、という具合にはなかなかいかなくなってきている。ある程度社会的な活動をしていこうと思うなら、時代の趨勢についていかなくてはいけない状況に直面するわけだが、果たしていつまでついていけるのか。いや、今だってついていけているのか。

頑固一徹に旧来の方法にこだわるのも、その結果被るものを覚悟しているのであればそれはそれでいいと思う。なにがなんても今時のやり方に合わせる必要があるとは思わないし、無理するにも限度があるだろうし。なにも神経質になるほどのことはないと思う。

その一方で、ある程度自分に無理というか新しいことにチャレンジする課題を与えることにより、自分の世界が広がっていくことに期待する気持ちもある。要は、やりたいことなら少しくらいの苦労は仕方ないと割り切っている。最初から諦めるのではなく、ある程度試みてみてどうしてもダメなら諦めればよい。

少し前のことになるが、久しぶりにTSUTAYAに行きDVDのレンタル手続きをするのに少々手間取った。以前なら対面で行っていたが今では機械を使って借りる人が自分で手続きをすることになっている。一度店員の人に教えてもらいながらやったことはあったのだが、それから半年以上経過していてほとんどやり方を忘れていた。

TSUTAYAのカード、商品のバーコードを読み込ませた上で画面でレンタル期間を設定し、料金を払い、レシートを受け取って商品を持ち帰る。まずバーコードを機械のどこで読み込ませるのか忘れており、しばし苦戦。「バーコード読み取り口」などの表記をしておいてくれればいいのだが、何も書いていないので???である。

店員に聞こうかとも思ったが、後ろに誰も並んでいなかったので自分であれこれ試してみてやっとわかった。無事手続きを終えて商品を持ち帰ったが、右往左往している自分を思いだすと少し恥ずかしく、またなんだかおかしかった。次に行った時もまたうろたえるのかもしれないが、「なかなかついていけていない自分」を確認しながらおもしろがるのもまた一興かと思った次第。

どの時点で、何に対してギブアップするかわからないが、それまでは多少みっともなくても自分でなんとかやってみようと思う。もはや気取っている年齢でもないしね。

| - | 05:14 | comments(2) | - |
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